こんにちは。ボブ・シナーです。
ノースダコタから日本の皆様にご挨拶をお送りしています。
今日は、畑に種を播く前に行う大切なことについて少しお話ししようと思います。
毎年春が来て、種まきの準備をする時にとても重要な事が2つあります。
1つは畑の水分の状態が良いかを確かめておくことです。
もう1つは種を植える深さです。
それからもう1つ、種を早く播きすぎないということもありますね。
春に畑の状態を整えたら、土が十分に乾燥しているかどうかを確認して、それから気
温が最低でも摂氏10度になるまで種を播くのを待ちます。
そして2~2.5インチ(約5~6.5センチメートル)の深さに種を植えます。
そして、1平方メートルにおおよそ45粒の種を植え付けます。
この密度で植付けるのが良い方法なのです。
畝はある時はこのぐらい、ある時はこのぐらいのこともありますが、畝の幅に関わら
ず1平方メートルで45粒ぐらいの種を植えるのが良いのです。
こういった事をきちんと行うと発芽が上手くいきますし、その後、収穫までの生育状
況がより良くなるのです。
ありがとうございました。
大豆生産農家
シナー・ブラザーズ&ブレスナハン(SINNERBROS.&BRESNAHAN)代表。米国産地指定大豆生産者のおひとりで生産者グループの代表。愛称ボブさん。アメリカのノースダコタ州で5世代にわたって農業を営む。
同じ考え方で大豆を生産している契約農家の仲間達と一緒に仕事をしています。先代から引き継がれている思い「お客様に信頼と商品の一貫性を」を大切にし、誠意をもって細部まで気を配ることをいつも心に留めて農業をやっています。