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Equipment maintenance (preparation for growing season) ~植付け前の機材メンテナンスを行いました

Each year prior to planting we bring all of our equipment into our shop for annual maintenance. We have a place to do maintenance behind the office. Many farmers here have a garage-like place, so they maintain their equipment by themselves.
毎年のことですが、こちらでは4月から5月にかけての植付けシーズンが始まる前に全ての農機器のメンテナンスを行います。私のところはメンテナンスを行う場所が事務所の裏にあるので、この時期はスタッフ皆で作業を行っています。
こちらでは多くの農家が自分の敷地内にガレージのような場所をもっているので、自分たちで機材のメンテナンスを行っています。


上の写真のような農機具のメンテナンスをおこないます。近くで見るととても大きいです。

 


ガレージの壁には沢山の道具

 



The first 2 pictures are a row crop planter. Since this machine is over 13 meters wide, all the staff goes over the entire machine and replaces any/all necessary parts that are worn. We use this only at this time of spring once a year, so we do thorough maintenance.
上の2枚の写真は播種をする為のマシンです。まずマシン全体を調査し、摩耗して交換が必要な部品を調べます。その後それらを全て新しいものに交換しますが、このマシンは幅が13メートル以上もある大きな機械なので、スタッフ皆で手分けして交換作業を行います。年に一度、春のこの時期にしか使わないマシンなので、しっかりとメンテナンスを行います。



Next 2 pictures are our large 4 wheel drive tractor. Since this is a machine that pulls a cultivate equipment, it has 350 horsepower. This machine cultivates only our own fields, but it has to stand up to the hard work as it covers an area of about 700 acres. Again, prior to planting we are changing the engine oil, the transmission fluids and the differential liquids in addition to all of the necessary filters. This tractor pulls our cultivation equipment for soil tillage prior to planting.

次の2枚の写真は、大型四輪駆動トラクターです。 このトラクターは土壌を耕す機器をけん引するマシンなので非常にハイパワーです(350馬力)。このマシンで耕すのは自社の畑だけですが、広さが約700エーカー(福岡ドーム40個以上)あるので非常に酷使されます。そのため、エンジンオイル、トランスミッション液、ギヤオイル等は特に念入りにチェックして交換します。さらに交換が必要なフィルターがあれば全て交換しています。

Planting will start soon.
We are working with the hope of having good quality soybeans.

もうあと少しで植付けが始まります。
今年も良い大豆が育ってくれることを願いながらこのような作業を行っています。

 

<気になる最近のアメリカ事情>
アメリカにはキリスト教に基づいた行事が色々あります。
4月はイースター(復活祭)があり、その日はイエスキリストが復活した日と言われ、とても大切な日とされています。

イースターには“エッグハント”という子供達に人気の行事が行われます。“エッグハント”とは、卵の殻の中にお菓子やオモチャを入れ、それを家の中や庭などに隠して子供達が卵探しをするという遊びです。、こちらでは、卵の形をしたカラフルなプラスチックの入れ物が使われています。




最近は子供達が取りやすいように芝生の上にばら撒いてそれを拾うという形も人気です。ハロウィンと違って、卵に何が入っているかは開けてのお楽しみ、というのがエッグハントの楽しみの一つです。


イースターは宗教的にとても大切な日です。そんな日にこういった子供達も楽しめる行事があるのは素晴らしい事だと思っています。
*2022年のイースターは4月17日(日)です。

PROFILE
Robert B. Sinner
ロバートB.シナー

大豆生産農家

シナー・ブラザーズ&ブレスナハン(SINNERBROS.&BRESNAHAN)代表。米国産地指定大豆生産者のおひとりで生産者グループの代表。愛称ボブさん。アメリカのノースダコタ州で5世代にわたって農業を営む。

同じ考え方で大豆を生産している契約農家の仲間達と一緒に仕事をしています。先代から引き継がれている思い「お客様に信頼と商品の一貫性を」を大切にし、誠意をもって細部まで気を配ることをいつも心に留めて農業をやっています。

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