<気になる最近のアメリカ事情>
今月は小麦についてレポートしましたので、アメリカで昔から食べられているパンを一つご紹介したいと思います。「モンキーブレッド」という一風変わった名前のパンで、パンの形がサルが群れている様子に似ているからこの名前になったと言われています。
レーガン大統領夫人がクリスマスにホワイトハウスで食べた事でも有名なパンです。
味はシナモン風味で、たっぷりとシロップがかかっていて甘くてやわらかいパンです。アメリカ人はシナモン風味が大好きなので、朝食やおやつとして人気があります。小さなパンがいくつもくっついてできているので、一つ一つちぎって食べる事ができ、小さいお子さんがいるご家庭にも好まれています。スーパーでは写真のような自宅で作るためのパッケージ商品も売られています。
日本では「ちぎりパン」が人気だと聞きました。モンキーブレッドはアメリカ版「ちぎりパン」なので、きっと日本のお子さん達も気に入ってくれるのではないかなと思います。
大豆生産農家
シナー・ブラザーズ&ブレスナハン(SINNERBROS.&BRESNAHAN)代表。米国産地指定大豆生産者のおひとりで生産者グループの代表。愛称ボブさん。アメリカのノースダコタ州で5世代にわたって農業を営む。
同じ考え方で大豆を生産している契約農家の仲間達と一緒に仕事をしています。先代から引き継がれている思い「お客様に信頼と商品の一貫性を」を大切にし、誠意をもって細部まで気を配ることをいつも心に留めて農業をやっています。
モンキーブレッド…すごく甘そうなパンですが、おいしそう!
食べてみたくなりました。アメリカンですね!