コープカフェは2016年の第9回組合員商品活交流会の場で「協同」をテーマとして行われたカフェ形式のワークショップです。組合員さんのくらしから出てくる様々な声や想いをみんなで共有し、協同で何ができるかをみんなで探します。
5月15日(月)生協くまもと、エフコープの開催に続き、生協コープかごしまでもコープカフェがにぎやかに開催され、さまざまな話題が飛び交う楽しい会場になりました。
会場は西郷さんの銅像前にある鹿児島中央公民館、組合員職員合わせ51名が参加しました。
この会は地域で活動している組合員さんを援助する役目の「サポーター」を対象とした定期的に行っている研修の中にコープカフェを取り入れたものです。
コープカフェの店長としておなじみの古賀今日子さんが会を進めました。前もってニックネームを胸にはった参加者はそれを見せながらグループごとに競走で自己紹介を行い、表情が和らぎお互いうちとけたとこからスタートしました。
みんなで話題にしてみたいことや悩み、話してみたいことをポストイットへ書き出し、模造紙に貼り、自由な発想でまとめ、最後にお一人が発表するという形で進行しました。
古賀さんがキーワードになる言葉や、興味をそそる内容をみんなに紹介したり、声をかけたりと、ふだん組合員活動の中ではお互い話さないことなども活発に話しが交わされ、会場は終始にぎやかに盛り上がりました。
続いての小倉ヒラクさんのトークでは、生協に関わることになったきっかけ、WEBLABOのコープ男子の話、生協の可能性、社会的な意義などについて話され、日本の生協の歴史や文化など生協の原点(食品検査センターをお母さんたちが自分たちで出資して作ったこと)などを話されました。また、「実はボク今日が誕生日なんですよ。」の小倉さん一言に、参加者全員でハッピーバースデーの大合唱。
会終了後も、小倉さんの方は発酵に関するお話し、古賀さんの方はファシリテーターについてのお話しをより詳しく聞きたい方のため残り、参加した方は興味津々に聞かれていました。
参加者の感想
・楽しくあっという間の2時間でした。知らない人同志ですが、本音で話せるということに感謝です。
・話題を集約する技術(できるだけ多くの方の話題の共通点を探し出す技術)の参考になりました。
・外から見た生協の魅力を教えていただき、ありがたかったです。情報の共有、思いの共有が大事ですね。