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組合員商品活動交流会は、九州・沖縄7つの生協の組合員と生産者・お取引先が直接交流し、つながりを実感する場です。2022年5月18日、2つの商品「宮崎のカットほうれん草」「境港サーモン」について、お取引先とオンラインで結び、交流しました。75名の個人参加、サテライト5会場13名、計88名の組合員が参加。交流の様子を130名の組合員・職員がライブで視聴しました。開催したオンライン交流当日の様子を報告します。

 

最初に日本生協連の新良貴さんから、配信動画「SDGsの実現に向けて 私たちができること」についてポイントを絞って説明いただきました。

分科会A「宮崎のカットほうれん草」

日本生協連の設楽さんから「エシカル消費と産地指定シリーズ」についてお話しいただきました。

(株)ニチレイフーズの辻谷さんから会社概要と冷凍商品について、クイズを交えてお話しいただきました。

「宮崎のカットほうれん草」を製造しているニチレイフーズグループ工場の新サンフード工業(株)久保さんと大西さんから、ほうれん草の契約圃場、製造工程について紹介いただきました。

ほうれん草は人の目と人の手で確認しています。鮮度を維持するため根付きで収穫し、工場でも再度目視で選別しています。また、加工時にカットした根元部分は堆肥化しています。

新サンフード工業(株)で製造された「宮崎カットほうれん草」は、鳥栖の日本生協連 冷凍セットセンターに運ばれます。実行委員の勝部さん(コープさが生協)と冷凍セットセンターの庄崎さんによるレポートで、施設内の仕組みと入庫から共同購入の集品作業や、店舗への出庫の様子を紹介いただきました。

 

冷凍セットセンターから店舗(ララコープながよ店)に届けられた「宮崎のカットほうれん草」について、実行委員の太田尾さん(ララコープ)から取材報告をいただきました。

※(写真は)「ララながよ盛り上げ隊」の皆さん

 

実行委員の田尻さん(生協くまもと)から「宮崎のカットほうれん草」を使ったレシピを紹介いただきました。

(会社紹介)辻谷さん→(圃場)久保さん→(工場)大西さん→(冷凍セットセンター)庄崎さん→(店舗)実行委員太田尾さん
商品の流れをボールリレーで表現しました。

 

 

 

分科会B「境港サーモン」

日本生協連の松本さんが、水産資源の現状と水産エコラベル認証の説明、養殖業の重要性などをお話しいただきました。

弓ケ浜水産(株)の竹下さんより、「境港サーモン」の持続可能な養殖についての取り組みを、動画を使って詳しく説明していただきました。

 

一定の大きさになるまで稚魚を淡水の養魚場で育て、海面養殖場に移します。水揚げは鮭を傷つけないようポンプを使ってパイプで丸ごと吸い上げ、活〆(いきじめ)を行なっているので、それが鮮度を保つ理由とのこと。また、独自で採卵からふ化を行う取り組みも行っています。
また、森の植栽活動や、地域の社会的な活動も積極的に行っています。

 

実行委員の宇都宮さん(コープおおいた)が「境港サーモン」を使った調理レシピを紹介。

全体会

日本生協連 久保田さんから「森の資源を守る」をテーマに、レインフォレストアライアンスのとりくみ、およびコーヒー・紅茶の商品開発についてお話しいただきました。

 

組合員交流

個人参加の方は小グループで交流。サテライト会場に参加の方はメイン会場を結んで交流しました。

 

最後に記念撮影

コープ九州の倉員専務の挨拶の後、参加者全員で記念撮影。

※プライバシー保護のため画像を加工しています。


「一度に貴重なお話を自宅にいながら聞けるのは、なかなかできない体験なのでとても勉強になり、他県の方々とも交流できてありがたい機会でした」~感想より一部抜粋~

 


お詫び

交流会当日、事務局の不手際で、お申込みをいただいていた一部の組合員さんがオンライン参加(入室)できないという事態が発生いたしました。また、このトラブルが要因で、交流会の運営にも混乱が生じました。
楽しみにされていた多くの組合員の皆様と、長い時間をかけて企画を作り上げた実行委員の皆さまへ、多大なご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。