先生の「は〜い、種まいて〜!」のかけ声で、まず1回目、30cm前に進んで2回目、また30cm進んで3回目。全員が歩調を合わせて穴をあけ、そこに大豆を2粒ずつまき、土をかぶせていきます。
少し大きなお兄ちゃんになると、余裕で種まきしていますね。とても上手!
お父さんもお母さんも一生懸命。家族でまいた大豆!大きくなあれ。
お行儀よく、根気よく、続けること1時間。畑のすべての畝で種まき完了。小さな子どもたちもよく頑張りましたね。種をまく前よりも、みんな充実感いっぱいの顔になっている!みんなでする畑仕事って、やっぱり楽しいものなんだな。
子どもたちにとって機会がめっきり減ってしまった“土とのふれあい”も愉快な学びです。穴を掘ったり、泥だんごを作ったり、ひょっこり顔をのぞかせた虫を捕まえたり。そこにはのびのびとした、どろんこタイムがありました。だからこのいい笑顔だね!
小さな子どもたちも飽きることなく、夢中になって種を播いていました。自然のパワーをもらったのでしょうか。その集中力たるや、大人が驚いてしまうほど。素晴らしい。
今まで、パックに入った納豆しか見たことのなかった子どもたち。でも、種まきをすることで、大豆が土の中から芽を伸ばし、ぐんぐん成長して枝豆になり、さらに実を太らせて収穫され、納豆や豆腐になっていく。そんな「大豆の一生」を少しだけ想像できるようになったかな?
子どもたちは、自分のまいた種がどこで育つのか分かるように、手描きの看板をつくりました。収穫するまで約5カ月間、しっかり大きくなってくれるといいね!
畑仕事が完了した後、塾生たちに渡されたのは、プランターと畑の土、そして大豆の種です。そう、この食育塾は、大豆の一生を学ぶことが大きな目標。しょっちゅう畑に来ることは難しいので、「家でも育ててみてね!」という先生からのおみやげ(宿題かな!?)です。
今日の種まきの指導をしてくださったのは、丸美屋の大豆生産者・農匠なごみのみなさん。東先生、ありがとうございました!
こうしてスタートした、「大豆の一生」の食育塾。畑から届いたレポートは、随時お届けしますので、これからの大豆の成長をお楽しみに。