午後からは、熊本県玉名郡南関町にある、丸美屋の納豆工場に移動します。いつも食べている納豆がどんどん作られていく様子に、子どもたちは釘づけです。
「こんなにいっぱいの納豆をみたのは、生まれてはじめて!」。
納豆を眺める顔が真剣です。5カ月もかけて実った大豆が、たくさんの人々から手間暇をかけてもらい、みんなの好きな納豆になっていく。畑から製造工場へ。その食のリレーもおもしろい。ふだん何気なく食べている納豆がつくられる過程を、肌で感じてもらえたことでしょう。
どんどんできあがっていく様子にびっくり!
ここで、新しい先生が登場します。南関工場・工場長の山崎先生です。この工場で、どうやって納豆が作られているのかを教えてもらいました。
さらに、納豆の歴史や栄養について学びを深める学習会も開催されました。おいしい納豆が誕生するヒミツも教えてもらいます。納豆菌について、また納豆が発酵食品であることなど、健康や美容が気になる大人にとっても興味深い!
塾生たちはみんな納豆が大好物。毎朝、納豆をかきまぜる係をしている子どももいます。「僕らが食べている納豆は、こうやってできるんだね」「やっぱりカラダにいいんだね」。
「納豆パワー、すごいよね!」。丸美屋社員の小幡浩之先生も、説明にチカラが入ります。
1日のフィナーレを飾るのは、納豆の試食です。お父さん、お母さんから「うちの子、納豆が大好きだから、『大豆の一生』を学びに来たんですよ」との声があがるように、納豆好きの子どもたちがいっぱいでうれしい限り。お昼ごはんのすぐ後だったのに、納豆をほおばる子どもたち。おいしそうな笑顔が見られました。