組合員商品活動交流会は、コープの商品を知って、食べて、考える、
生協組合員と商品の生産者やお取引先のみなさんとの交流の場。
今年で9回目となるこの交流会には、九州・沖縄の生協から80人の組合員が集まります。
会場となる篠栗研修センター(福岡)には限りがあり、この人数が精一杯。
そこで、参加できなかったみなさんに会場の様子や話されたことをお伝えしようと、
こちらCOOP WEB LABOにて、レポートしていきます!
まずは、予告編。
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2016.6.6
今年の交流会では4つの分散会が行われます。
そのひとつが産地・生産者との交流ブース「知るほど実感!おいしさのヒ・ミ・ツ」
です。ここでは、CO・OP牛乳の生産者である酪農家さんと直にお話しすることができます。
今回参加してくださるのは、牧場を切り盛りし、愛情いっぱいに牛を育てている女性たち。
その横顔をほんの少しご紹介しますね。
「日本の酪農をなんとかしたい。父ちゃんだけには任せておけない!」と立ち上がった
『大分県酪農を守る母ちゃんの会』の会長さん。
ご夫婦と息子さん夫婦の4人で約300頭の牛を飼っています。
「いい乳を出荷するために毎日が真剣勝負。牛乳をたくさん飲んでくださいね」と話す
山下さんは、孫の代まで酪農が続いてほしいとの強い思いをもっておられます。
山下さんと竹内さんのさらに詳しいご紹介はコチラから!
→ 大分(山下さん竹内さん)
結婚してはじめて酪農にたずさわった竹内さん。
結婚披露宴の日も、搾乳をしてから新婚旅行に出かけたとのこと。
ここ数年は鹿の数が増えており、牛のために育てている牧草を鹿に食べられないようにする
ためにたいへんなご苦労をされています。
竹内さんが副会長をつとめる『大分県酪農を守る母ちゃんの会』は、子どもたちに
牛や牛乳に親しんでほしいと、学校などに交流会にでかけることも多いそうです。
山下さんと竹内さんのさらに詳しいご紹介はコチラから!
→ 大分(山下さん竹内さん)
柿元さんは酪農を始めて14年目の勇司さんと農業高校の同級生。
共通の活動がきっかけで知り合ってご結婚されました。
プライベートな時間がなかなか取れない毎日ですが、
飼料となる牧草はご自身の畑で作り、搾乳には細心の注意を払って、安心して飲んでいただける
よう頑張っています。
柿元さんのさらに詳しいご紹介はコチラから!
→大隅(柿元さん)
小さい頃から牛が大好きだった実花さん。牛といるときが一番心が落ち着くのだそうです。
熊本地震では牛舎が水浸しになったり、搾乳したお乳が集められず一日半分を処分してしまったなど、
つらい思いをされました。
今回は、交流会の日程変更のため、ヘルパーさんの手配ができず参加されませんが、COOP WEBLABOでブログを連載中です。
実花さんの日常はこちらから
コープ牛乳を製造している熊本県酪(熊本県酪農業協同組合・らくのうマザーズ)から、生産本部技術課獣医師の檜垣(ひがき)英子さんが出席してくださいます。
熊本県酪は酪農家さんたちの協同組合。組合員が生産した生乳から製品をつくる工場も自前で持っています。
檜垣さんは、獣医師として生産者の皆さんがよりよい生産ができるように生産者さんへ伺って、乳牛の病気治療や繁殖検診をされたり、検査室で乳房炎の細菌検査等をされています。