お話しいただくのは、岩永さんと石井さんです。
1986年エフコープ入協。店舗、広報、組合員活動部、商品政策部などを経て、現在コープ九州供給企画部の職員。社会人となった子ども二人の子育て期はコープの冷凍食品に助けられた。
第1部では、コープ商品の誕生から1970年代まで、社会の課題(物価高騰と有害食品)やくらしの不安に応えてきたコープ商品の歴史を振り返ります。
経済や生産消費のグローバル化が進み、生協だけでは解決できないことも。食品衛生法の改正と運用の充実強化を求める運動「食の安全署名」のとりくみについても振り返ります。
社会課題や家族への想い、ひとりひとりの願いをカタチにしてきた歴史を振り返ります。
組合員といっしょに商品づくりを担っていただいたメーカーを代表してフンドーキンさん登場。業界初だった「生きてるみそ」を組合員といっしょに開発したお話をフンドーキンの筒井さん、長さんとコープおおいた 今村さんに伺います。
フンドーキンは大分県臼杵市にあります。今年で160年の会社です。
フンドーキンさんと生協は69年のおつきあいです。昭和40年、先輩組合員が「保存料をつかわないみそを作って!」とお願いしました。
組合員の皆さんからの要望を受け、試行錯誤の末、アルコールで発酵がとめられることを発見。保存料を使わず流通ができ、味噌だけでなく食品業界全体にとって画期的な発見でした。