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コクのある甘みのフレンドリーバナナ

 

「普段、バナナ食べる~!と言うくせに半分残してしまう子どもが、1本まるっと食べてくれました」
「スーパーのバナナよりすこし高いですが、届いた時から甘み満点、安心して美味しく食べられるバナナです!コープのバナナは緩衝材に包まれて大切に届きます」
「生産者の方が分かるラベルも安心できるのでいいですね」

利用されている組合員からこんなお声をいただいている『フレンドリーバナナ』。
いったいどこがフレンドリーなのか、どんなバナナなのかをご紹介します。

[生産者インタビュー]

フィリピン ミンダナオ島 ダバオ市

トライスター社(ビスカイヤ農園) マイク・アヤラさん、ウィリアム・リーさん

 

フレンドリーはプロジェクトの目標にぴったりな言葉なんだ
環境に、生産者(従業員)に、利用者(消費者)にフレンドリーなんだよ。

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「フレンドリーなバナナ」確立までの道のり

 フレンドリーバナナが誕生したのは1993年。しかし、「子どもに安心してバナナを食べさせたい」との願いを受けての調査が始まったのはそれを10年以上遡る1980年代。今から30年以上も前のことでした。
外国でどんな風に育ってきたのか、輸入果物の残留農薬はどうなっているのか、そんな不安を取り払うことのできるバナナを求めてのことでした。
まずは生産地での栽培状況を確認することからスタート。日本に届いた時点で残留農薬の検査をして、生産地での栽培の状況と突き合わせるなんてことも行いました。

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取り組みの先駆けを作られたのはコープこうべ。1980年代後半から調査を始めています。

これは当時中心となって調査や検討を進めていたコープこうべの職員に見せていただいた資料です。果物の仕入れ担当者や生協の検査センターなど多くの人が関わっていたのですね。
このプロジェクトの特徴は、どこかにある安心なバナナを探すことではなく、双方のやりとりを重ねて、安心できておいしいバナナを育ててきたということ。
残留農薬が検出されると、それがどこでどのように使われたのかを調べ、本当に必要なのか、別の方法はないのかなど試行錯誤を重ねてフレンドリーバナナの栽培を確立してきました。最初に紹介したマイクさんやウィリアムさんのトライスター社は日本の生協と一緒にプロジェクトを進めてきた仲間でもあるのです。

常識はずれの栽培法が育んだ安心とおいしさ

ダバオ市にあるビスカヤ農園は土壌豊かな河川沿いの農園で、フレンドリーバナナの指定農園で、全量が生協向けに生産されています。高温多湿のフィリピンは虫や雑草が発生しやすい地域です。生育中のバナナに雨がかかると虫が発生してしまうため、雨よけの袋をかけます。フィリピンのバナナ農園では一般的に、防虫剤をしみこませた袋を使いますがフレンドリーバナナの袋には使っていません。通常より早い時期に袋をかけることで虫がつくのを防いでいます。除草は手作業で行い、農園内に虫の嫌う植物を植えるなどの工夫もしています。

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ビスカヤ農園では、周辺の農園から飛んでくる農薬の付着を防ぐために、農園の周囲70メートル四方に緩衝地帯を設けています。

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濃い黄色部分がフレンドリーバナナの園地、薄い黄色部分が緩衝地帯です。

 

香り豊かなおいしさを支えるのは有機質肥料です。通常バナナの栽培時には肥料は使わないのですが、フレンドリーバナナの農園園地には発酵した鶏糞やもみがら、日本から持ち込んだ嫌気性菌などを入れます。飼育したミミズを放って健康な土づくりにも取り組んでいます。

このように栽培方法が確認でき、生産者が明確で互いの交流ができることから、フレンドリーバナナは日本国内の産直品と考え方の基本が一致している「海外園地指定」商品をしています。

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海外園地指定商品はこのマークが目印です。

 

利用者のみなさんへのメッセージ

生協からのリクエストはとても多く、真摯にとりあえずやってみようととりくんできました。フレンドリーバナナは、お互いの知恵を出し合ったやりとりによって培ってきた商品です。これからもお互いの思いをぶつけ合ってよりよいものをつくって行きたいと思っています。
生協の組合員のみなさんと信頼を築くことができて幸せです。これからも安全でおいしいバナナを作りつづけていきます。

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トライスター社のみなさん 写真左から
ウイリアム・リーさん(社長 兼 CEO)、ロイ・アルコンティンさん(バナナ収穫チーム)、マーシャル・ブラダコさん(フレンドリー園地の作業責任者)、ロドルフ・アタブさん(副社長 兼 研究所所長)

 

この商品のお取り扱い生協
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産直ってなんですか?

日々届けられる野菜やお肉やお魚。今日も産地から新鮮な美味しさが届きます。でも、福岡の組合員さんと鹿児島の組合員さんは、同じ野菜でも産地は同じではありません。各地生産者と各地の組合員さんを結び、最も美味しい関係を考える。それが生協の産直です。

その土地とそこで育つ食べ物は、とても強い絆で結ばれています。その土地の気候風土は作物や家畜の特性をかたちづくり、多様な食材に対するさまざまな戴き方は土着文化の柱を築きます。生協の産直は、こうした視点を根底に持ちながら、背景とともに各地の生産者と組合員の暮らしを繋ぎます。


 

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皆様から寄せられたコメント

  1.  フレンドリーバナナがこんなに素晴らしいコープ商品だとは
    知りませんでした。売り場に何の表示もされていないのは
    非常に残念です。スマホで検索しようと思うきっかけさえあれば、あとは組合員が調べる時代ですから、ぜひそのきっかけをお願いします。

    1. 敦見様 コメントありがとうございます。これまでお伝えできていなかったコープ商品の良さをもっと多くの組合員やこれから組合員になる方へお伝えしていけるように今後も発信してまいります。

      COOP WEB LABO事務局