[生産者紹介]
熊本県阿蘇市一の宮町
JA阿蘇中部トマト部会 石田俊行さん
阿蘇高原とまとは、3月に苗を育てはじめ、6月中旬から11月末まで収穫が続きます。その間、いかに木を丈夫に育て、健康な実をならせるかは、日々の管理にかかっています。
「阿蘇は高冷地ですので、気温の寒暖差があります。それを生かした栽培をすることで、大玉で食味のよいとまとの生産ができることが自慢です」とおっしゃる石田さん。
阿蘇高原とまとは雨をよけるためハウスで育てられています。冷涼な阿蘇といっても、夏場のハウスの中は40度以上になる日もあります。気温が上がりすぎると花が咲かないなどの被害も生じます。今年は時に夏場の猛暑でハウス内の管理作業が大変だったとのこと。台風などの災害についても毎年心配しながら栽培をされています。
JA阿蘇中部トマト部会では、「勘と経験だけでは栽培はできない」と、土壌検査を取り入れています。畑ごとの養分や水分の状態を把握して、肥料の与え方などを決めています。また、ハウス開口部には虫も入れないように1ミリ目の網を取り付けたり、ハウスの中に薬剤を塗布したテープや粘着板を設置したりして、農薬をできるだけ使わない虫の予防策を講じ、熊本県の慣行基準の半分以下での栽培を続けています。
産直ってなんですか?
日々届けられる野菜やお肉やお魚。今日も産地から新鮮な美味しさが届きます。でも、福岡の組合員さんと鹿児島の組合員さんは、同じ野菜でも産地は同じではありません。各地生産者と各地の組合員さんを結び、最も美味しい関係を考える。それが生協の産直です。
その土地とそこで育つ食べ物は、とても強い絆で結ばれています。その土地の気候風土は作物や家畜の特性をかたちづくり、多様な食材に対するさまざまな戴き方は土着文化の柱を築きます。生協の産直は、こうした視点を根底に持ちながら、背景とともに各地の生産者と組合員の暮らしを繋ぎます。
福岡市イオンで4個入りを購入しましたが
4個とも薬臭いと言うか、カビ臭い匂いがして食することが出来ませんでした。