こんにちは、COOP男子こと発酵デザイナー、小倉ヒラクです。
嬉しいお知らせがあります。
前々回の呼びかけを見た方からメッセージがありました!
おおお〜、嬉しいぜ(涙)。ご意見頂いた皆様、どうもありがとうございます。
ということで、今回は「COOP男子番外編」として、寄せられたお便りを深夜ラジオ番組のノリで紹介していきます。どうぞよろしく!
※お名前や内容を一部編集させて頂きますのでご了承くださいませ。
それでは記念すべき投稿第一弾は、僕のホーム山梨県から!
初めまして。山梨県都留市に住んでいるK.Yともうします。
私は結婚して住んだ新興住宅地の先輩奥さんたちに誘われてコープの組合員になってから26年経ちました。組合員になっていて思ったのは、やはり消費者というポジションでしかないという事でした。
私自身は子供たちのアレルギーや自分自身の体調変化などから、安心・安全な食べ物の大切さは分かっているつもりです。ですが「安心・安全」や「安くて便利」だけではコープの未来は無いとも感じていました。
今私は「森の産直」にダイレクトに係って行こうと思い行動を始めました。
水源の森を守るため、今まで不要として捨てらてていたものを活かして商品化しコープのネットワークを使って販売するという、組合員が消費者という立場を逆転させる事業を起ち上げようとしています。
私も6年くらい前から、体の事を何とかしたいと思い腸内フローラと発酵で体質改善しました。
なのでヒラクさんのような若い方が、前の世代が見向きもしなかったり捨ててしまっている、でもとても大切なものごとに光を当てて再評価のきっかけを作っているのを見ると、とても嬉しくて勇気を頂て居ます。
初っ端からアツいメッセージ!どうもありがとうございます。
(実は頂いたメッセージ全文はこの5倍くらいありました)
実は僕も過去に森林資源再生に関わるデザインの仕事をしていたことがあります。戦後紆余曲折あって、普通のマーケットの仕組ではなかなか国産の木材は売れないことになっています。こういう時こそ、COOPの「お互いに助け合う」という仕組みが機能するといいですよね。
森が元気をなくすと、地下水も無くなってしまうし、生態系もおかしくなる。自分たちが使いたいと思う魅力的な商品をつくることで、こういう問題が解決するようになると最高ですよね。山梨県の都留はいっぱい自然があって良いところです。
K.Yさん、ぜひぜひ活動がんばってくださいね〜。
二通目は、なんと大学生協から。ハンドルネーム4回生さんから。
大学生です。
COOP男子をFBで「いいね」されているの見て、見始めました。
というのも、学生委員として組合員活動をしていたのと、現在は学生理事や新入生への住まい斡旋アドバイザーとして関わっているからです。
地域生協には子どもの頃から親しんでおり、小さいころは住んでいた団地で「班」のおばちゃん方と一緒にいろんな話を商品を分けながらしながらしていました。今思うと1つの大切なコミュニティの場でした。
大学生協でも、とても活発に組合員活動が行われています。
丼コンテストやパフェコンテストなどの商品提案から、食生活と心の相談会・自転車点検などといった共済の加入給付報告予防提案活動、新入生を受け入れる新入生歓迎パーティやキャンパスライフセミナーと盛りだくさんです。
今度11月1日にアパレル企業と協力して学生委員会を中心に、アウトレットセールや現役学生によるファッションショーなど、これまで「衣食住」のなかで大学生協として取り組んで来なかった「衣」に焦点を当てて企画を行います。
大学の生協について、高校生から大学生・学生から社会人への移行期へ生協の関わり、についても取り上げていただきたいです。
そういえば、僕の大学にも生協、ありました。
そしてここでも組合員活動が行われているですね。自分で企画してファッションショーをやるなんて、なかなか楽しそうですねえ。
いずれ大学生協の現場にもいってみたい!
三通目は、またも山梨!お味噌屋さんからでーす。
山梨のコープにお世話になってる味噌メーカーです。。
地元のものを 地元にうまく流通させる内容の記事はコープのなせる業だと思うので。
記事をワクワクして読んでます。
山梨のコープに遊びに来てほしいでーす。
ローカルの生産者さんからの声は素直に嬉しいです。その土地にいる人たちが活かし合う経済・流通をつくっていきたいなと切に思います。
しかし、僕のホームの山梨からの反応があったのはとっても嬉しいことでした。
COOP男子、地域や組織を超えて広がっていっている手応えがあるぜ。
実はこの他にもメッセージをもらっています。ここに取り上げなくても丁寧に読んで編集チームにフィードバックしています。本当にどうもありがとうございます!
次回予告:「小倉ヒラクのCOOPとなにしよっか?」はだいたい隔週で更新。
次回はYOSHさんの話を中心に「ソーシャルデザインとしてのCOOPの可能性」に迫ります。どうぞお楽しみに!
発酵デザイナー/アートディレクター
0歳からのCOOPユーザー。日本各地の郷土文化や発酵文化に関わるデザインを手がける一方、絵本を出版したり、微生物を育てるワークショップを行っています。この企画では「COOPを発酵させること」を目指し、リサーチや企画の過程をまるごと公開していきます。お楽しみに!