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今年最初の分娩と生まれたばかりの赤ちゃん牛のお世話。

1月8日に2016年になって初めての分娩がありました。
今年は女の子♀からのスタート。

産まれて2日間は手助けしてもなかなか自力で立てなくて、獣医さんを呼ぶか迷い、もう1度手助けして立たせたら、3日目にして立てました!

甘えん坊で人懐っこい性格。お母さんかのようにくっついてきます。笑

そして昨日1月16日夕方にまたまた女の子誕生。

産まれて1時間くらい経ったら
この通り…元気に立ってふらつきながら暴れてました。笑

分娩してすぐにお乳を出すお母さんも居れば少ししか出ないお母さんも居ます。
赤ちゃんには我が家ではすぐに初乳を飲ませるようにしているためお母さん牛がお乳を出せない時は売ってある初乳の粉末代用乳を使用しています。

最近は寒い日が続いてるので洋服を着せて部屋に電気を付けてあげてます。

1月16日に産まれた赤ちゃんは最近よく共進会に出してる牛の受精卵で産まれた子です。
採卵して採れた卵を他の牛につけて産まれた子になるので一応わたしと写ってる牛の娘になります。

PROFILE
内田 実花

酪農家

1994.10.17生まれ。「コープ牛乳〈阿蘇山麓〉」の指定生産者のおひとり。祖父母の代からの酪農家の3代目。3人兄弟の末っ子。菊池農業高校在学中はうし部の部長を務め、卒業後北海道で1年半修行を積み、現在は熊本県菊池市にて父母と共に酪農業を営む。

牛が死んだり、出ていく時は泣いたりもしますが、生まれてからずっと可愛がってい子達がお母さん牛になったり、なついてくれた牛が呼んだだけで来てくれたり、そういう喜びの中で、私も牛達と一緒に成長していきたいと思っています。

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皆様から寄せられたコメント

  1. こんばんは。
    立派な心掛けの娘さんですね。
    読み終わってほろっとしました。