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フィリピンミンダナオ島訪問記

 

コープ九州商品政策部 井上嘉博

生協のお店やカタログで並んでいる「バナナ」はたくさん種類があります。その中のひとつである「フレンドリーバナナ」は、どのようなこだわりをもって作られているのか。それを探りにフィリピンミンダナオ島を訪れました。

 

フレンドリーバナナのこだわり 
その3 ~土壌のこだわり~

ここでは、フレンドリーバナナの生産のこだわりをご紹介します。土壌だけでもこれだけのこだわりがあるなんて私自身知りませんでした。フレンドリーバナナの「美味しさ」の秘訣はどこにあるのか。レポートを通してお伝えします。

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有機肥料と化成肥料の比率

使用する肥料の86%は、鶏糞、泥炭、サトウキビの絞りカス、籾殻を燃やした灰などの有機肥料です。鶏糞については卵を産む鶏の糞にミネラルが多く含まれるため、食肉用の鶏の糞は使用しないというこだわりがありました。
これら有機素材で作ったたい肥に、有機肥料では補えない窒素、リン、カリウムを10%加えた物を有機肥料ブレンド(たい肥と化成肥料を合わせたもの)と呼び、バナナの生育を促すために、この有機肥料ブレンドを園地で使用しています。

土壌にはミミズがたくさん・・・

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ミミズを利用して、有機飼料ブレンドの分解を行っていました。

さらに有機肥料ブレンドをアフリカンナイトクローラーと呼ばれるミミズを使って、袋の中で分解しています。トライスター社では、このミミズも土壌のこだわりの大事な要素として、自社で育てているというこだわりも見ることができました。

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園内のミミズの様子

その後、袋の中で完成したミミズたい肥を園地内の切り倒したバナナの葉や仮茎の下に散布することで、ミミズがさらにそれらを分解し、広範囲にミミズが繁殖していきます。
バナナ業界でミミズを使って土壌を肥やしている企業は少ないようです。フレンドリーバナナは、ミミズが生息できる自然な環境の中で、肥沃な土壌で育てられていました。

この穴って何だろう?

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従業員の方が一所懸命に穴を掘って何かを入れていました。園地には年に2回、1キロの肥料をこのように投与しているそうです。土壌に埋め込む事で、大雨などで肥料が流れる事を防いでいます。親株から子株が出てきている方向に穴を掘り先程の有機肥料ブレンドを与えると、その肥料をめがけ根を張るようになります。こうする事で強い根が張り丈夫なバナナができるそうです。土壌だけでこんなにもこだわりが・・・。

※このページの情報は2017年取材当時のものです。
 作成時から情報が変わっている場合があります。

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