コープ職員ルポ

フィリピンミンダナオ島訪問記

 

コープ九州商品政策部 井上嘉博

生協のお店やカタログで並んでいる「バナナ」はたくさん種類があります。その中のひとつである「フレンドリーバナナ」は、どのようなこだわりをもって作られているのか。それを探りにフィリピンミンダナオ島を訪れました。

 

フレンドリーバナナのこだわり 
その2 ~フレンドリーバナナの農園~

フィリピンミンダナオ島の中心部ダバオ市から車を走らせ64キロの位置にフレンドリーバナナを栽培しているトライスター社ビスカヤ農園があります。標高は5m~10mと低い位置に園地がありローランド(低地)と呼ばれています。総勢700名の方が働いています。

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トライスター社の外観

農園の真ん中にあるトライスター社。高台からはビスカヤ農園を一望できます。

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広大なビスカヤ農園の様子

現地に行くまでは、一定の広さに区切られた畑のようなバナナ園地を想像していました。
実際は・・・広い!広い!果てしなく続く緑。それもそのはず、広大なビスカヤ農園の敷地は271ヘクタール。そのうち「フレンドリーバナナ」の園地は115ヘクタール。フレンドリーバナナの園地だけでも、東京ドーム25個分に匹敵します。

知られざる緩衝地帯の様子

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緩衝地帯を区切っているポール

突然ですが皆さま「緩衝地帯」って、聞いたことありますか?
このビスカヤ農園では「フレンドリーバナナ」を栽培している園地とその他の園地の境界には黄色のポールを立て緩衝地帯(周囲75m)を設けています。
上から見た写真ですが、栽培エリアをしっかり区分けするため、フレンドリーバナナの園地の周囲は水路や公道で囲み、他の農園からの害虫の侵入を防ぐための忌避植物の植付けなどが行われていました。また、他の園地の農薬の飛来を防ぐ目的で、緩衝地帯を設けているそうです。

バナナが作り出した広大なコミュニティ

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ビスカヤ農園の学校の様子

ビスカヤ農園の園内には学校、そして集落もありました。従業員が園内に住み、子ども達が園内の学校に通っているなんて思いもしませんでした。

トライスター社の中にCOOPがある!?

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トライスター社の園内入口にはトライスター社の社員が作ったCOOPがありました。まさかここに生活協同組合があるとは・・・。3カ月に1度、COOPから組合員にお米が支給されているそうです。

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店内の様子

紹介してくれたのはトライスター社のプライベートブランド商品!私が訪問した時は、ちょうど給料日で店の外でお米の受け渡しが行われていました。
生活の必需品は店内に揃っており、日本のコンビニエンスストアのようでした。

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2019年にはトライスター社内で働いている組合員のための家を園地近隣に建設予定とのこと。
現在、組合員で川の清掃活動、植樹活動、スポーツ交流などが行われています。

※このページの情報は2017年取材当時のものです。
 作成時から情報が変わっている場合があります。

 

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