コープおおいた 共済事業部 田中秀貴
大分市佐賀関にて大規模火災の発生
令和7年11月18日大分市佐賀関で夕方、大規模の火災が起きた。
スマホアプリに防災速報を入れているので「佐賀関避難場所」と表示があった。訓練か?と見ると同時くらいにいろんな人から、佐賀関が・・と連絡が入った。
YouTubeでニュースを見ると信じられない光景が目に入った。画面いっぱいに真っ赤な火の海が。まさかこの火災が佐賀関田中地区の170世帯も焼失させたのかとはその時には思わなかった。
翌日、職場に行くと「今日から支援に入る」と話があった。その日、私は事務所※に残り、共済事業部からは2人が、コープおおいたの他の職員とともに支援者が着のみ着のままで避難している佐賀関市民センターに向かった。
※コープおおいた本部事務所…大分県大分市青崎
11月19日から災害支援ボランティア活動をコープおおいたとしてはじめた。佐賀関市民センターの一階のホールと二階の研修室2部屋に19日時点で111名の被災された方々が不安の中で過ごしていた。
まずは、搬入された簡易ベッドや保健師の指導のもと、要救護者用ベッドの組み立てをし、少しでも安心して過ごしていただけるように活動をした。
11月20日は私も参加した。昼夜の炊き出し、被災された方々が、靴で避難していたため部屋の掃除、簡易ベッド作成、パーティションの設置を行った。
昼食にはコープおおいたより、コープ商品を使って1からわかめスープを作り、提供した。夕食には太刀魚の天ぷら、筑前煮、しそ昆布、白菜と玉ねぎの味噌汁を提供した。
慣れない手つきで配膳をしていると、「あったかいな。おいしそうや」と言ってくれた。自分たちのしていることがこんなことで喜んでもらえるのか。とむなしい気持ちとなんともやるせない気持ちで泣きそうになった。その度に自分はボランティア活動には向いていないと思う。
今の自分はコープおおいた共済事業部で仕事をしている。今回の火災で被災された方の中にコープ火災共済にご加入されている方は2人しかいなかった。
コープおおいたに入協して3年目、4年目の時に宅配の仕事でお世話になった組合員はたくさんいる。この佐賀関の田中という地区を木曜の午前中に配達をしていた。
道幅は狭く、家と家の距離は近く、奥まではトラックで入れず途中の道に停めたら近所の方々がわいわいと商品を受け取りに出てきていた。まさかこんなことになるとは思わなかった。コープおおいたの職員として組合員のくらしに寄り添うと言いながら、もっとコープ火災共済をおすすめしてご加入をいただいていればと後悔している。
本当にごめんなさい。今後は通常の生活に戻れることを願って支援をし続けます。今回の火災で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
以上は、2025年11月27日(木)に寄せていただいた田中秀貴さんの手記でした。
※災害支援のための先発隊 CODRA(コドラ)とは
「Coop Oita Disaster Recovery Assistance」の略称。災害発生時にいち早く被災地に派遣するため、従業員を対象にメンバーを公募し、2020年度結成しました。

コープおおいたホームページより 災害支援時のボランティアの様子です。詳しくはコープおおいたホームページでご確認ください。
日田市で災害支援を学び、地域に還元/特定非営利活動法人リエラ(日田市)へ職員を研修派遣します