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震災を経験した皆さんから学ぶ 災害時の備え

2016年4月の熊本地震から、9年が経とうとしています。その後も各地で地震や大雨による被害は続いています。

 

今回は、熊本、大分地方で発生した2016年の地震の際、生協くまもとのみなさんが何をどのように備え、困りごとはどんなことだったのか、改めてスタッフのみなさんに教えていただきました。

 

これから新たに準備を行う方、これまで備えについて考えたことがなかったみなさんの参考になればと思います。

 

 

アンケートの結果

アンケートにお答えいただいた方は車中で過ごされた方が多かったようです。

 

2016年当時、備えていた方は約16パーセントと4分の1に過ぎなかったようです。

 


水に次いでスマートフォンの充電器、懐中電灯が上位に入っています。

4.上記以外に、以外にもこれが必要だった!というものはありますか?

・靴、靴下・乾電池・アルコール・ウェットティッシュ・ウォーターサーバー(しばらく水が濁っていたので)・蓄電器などの電気を発する機器

・地震後、すぐにガソリンスタンドに行き、ガソリンを満タンにしました。その結果携帯も充電できましたし、カーラジオやエアコンも使う事ができました。

 

5.もし、今後地震があった時のために、これだけは絶対用意しておくべき!と思うベスト3を挙げてください。

 

 

多く意見が集まったものから

・水(飲料用 生活用)

・食料(保存食、非常食)

・ポータブル電源・充電器・モバイルバッテリー・発電機

・季節による寒さ暑さ対策(カイロ、毛布、防寒できるシート、扇風機、扇子)

・カセットコンロ、ガス

・ガソリン満タンの自家用車

・乾電池

・ガソリン

・救急用具

・簡易トイレ&防臭袋

・ラジオ

・身分証

・現金

・笛

・酒

 

6.経験をして、防災について改めて感じたこと、伝えておきたいこと

・停電が長く続くならば、蓄電池や太陽光が必要になると思うので検討中
 
・自宅の被害はほとんどありませんでしたが、当時熊本南支所に勤務しており、配達先の方が避難され、安否確認や商品お届けに苦労した記憶があります。 また、職員も食べるものに困っていた人もいましたので、保存食等の備蓄も必要と感じました。 熊本地震後9年が経過し、あの時の記憶が曖昧にはなっていますが、備えは必要と思います
 
・周りの人と助け合うことが重要です。絶対に一人で行動しないことが大切だと思います
 
・いざという時に準備しておかないと逃げるのに必死で何もできない可能性がある
 
・いざ災害に見舞われた際、どの様な行動を取るのかを家族や知人と話し合い、事前にシミュレーションしておく事が大切だと思います
 
・私の家は水が出ましたが、出ていないところは大変でした
 
・地震があった時、家族内で誰が何をするとか、何を持って逃げるとか、役割を決めておくと良いと思う。また、必要な物資や備品を玄関や自家用車に用意しておくこと。
ハザードマップの確認、地域住民とのコミュニケーション
 
・家具の転倒防止用の器具は絶対必要だと思います。これがなかったら大けがをしていたと思います
 
・我が家は電気はつながっていたが水道が寸断されました。水が一番必要でした
 
・日常の備え
 
・震災直後の避難先とその後の2次避難場所を確認しておくこと
 
・季節に応じた備えが必要
 
・トイレとお風呂が困ります
 
・万一を想定して行動することが大切だと思います
 
・どんな災害が起きるかを想定して自助努力をしておきましょう。支援が届くまでのいろんな備えがあればなんとかしのげます

 

 

以上がアンケートの結果です。ご協力いただいた生協くまもと、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

アンケートの声や防災士小西さんのアドバイスを元にSATETOでは「防災グッズの選び方&置き場所アイディア」の記事を作成しています。

 

ぜひ備えの参考にしてください。

 

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