CRM推進部 上田 千歳
これまで、コープウェブラボでは、冷蔵商品や農産品がどのような過程を経て、事業所へ、組合員へ届くか、ご案内してきました。
そしてカタログです

これはわたしの家に届いたカタログと明細書です。
一人ひとり、注文した内容は異なります。OCR注文書も、明細書に印刷されたご案内内容も異なります。
この明細書がどこで印刷され、カタログのセットがどこで行われているのか知るため、今回は2025年に新しくメンバーに加わったコープ九州の職員のみなさんと、「カタログセットセンター」を見学してきました。
佐賀県鳥栖市に所在するコープ九州カタログセットセンター。
コープ九州では、2010年からカタログのセット作業を業務委託しています。
2010年にコープさが生協から始まり、現在九州では宮崎県と沖縄県を除く6つの生協のカタログのセットをここで行っています。
セットとは、印刷されたカタログや各種ちらし、明細書などを個人別にまとめ、各生協の事業所ごとに送ることができる状態に整えることです。ここから、各事業所に配送されます。
センター内部は入庫(印刷されたカタログが届く場所)・セット・出庫(各事業所毎に分けられ配送に出る場所)の3つのブロックに分かれています。
毎日約10万部セットを行っています。
通常、セットセンターは、個人情報の保護・管理の観点から関係者以外の入館は禁止となっています。今回は特別に厳しいセキュリティチェックと入館の事前審査を経て、見学させていただきました。
ここでは、カタログをセットするだけではなく、各個人の注文内容や請求についての情報の印刷も行っています。

ごごご・・・
扉開きます。入室タイミングを失敗して一度締め出された上田…

今回案内して下さった業務委託先の香谷さん
プリンターのある室内に入室。センター内は、入館申請済みの関係者のみ入室できるよう、認証があるセキュリティルームとなっていました。

出力されているのはOCR注文書です

個人別にまとめられたデータを印刷。1時間に約19,000人分の情報を処理し、印刷を行えます。
コープ九州にて集約した個別の受注データを業務委託先へ連携し、印刷が開始されます。
画像右の左奥に見えるのは巨大なロールタイプの連続用紙です。全くの白紙から両面にフルカラーで、お届け明細書兼請求明細やOCR注文書など(これから総称として「帳票」と記します)、個人情報の入った帳票を印刷しています。そのため入室に厳重なチェックを行うことになるのです。

こちらは印刷されて届いた各種カタログやちらしです。会員生協ごとに区画分けをしてまとめて格納されています。この入庫時には業務実施に最適な仕様通りに入庫されているのか、数量の点検、製品の良・不良の判断も行われます。

センターで印刷された帳票と入庫した各種カタログやちらしを、次の部屋で実際に1つにまとめてセットしていきます。


奥まで長い!セットライン。巨大な機械が納まった室内に耳栓をした多くのスタッフが立ち働いています。紙は湿度と気温に弱いので、一定の温度に保たれた室内で作業をされています。

見学の時間には「エフコープ」「生協くまもと」「生協コープかごしま」のカタログがセットされていました。ひとりひとり個別のパターンに合わせて組み合わせされています。
最大20種のカタログやちらしを一時間あたり約5,000人分、セットできます。こちらは2022年に導入された機械で、20種類のカタログやチラシを個人に合わせて選択できるセレクティブ機能を有しています。

先ほど見た印刷の部屋から届いた、個別の帳票類もセット
帳票の端に印刷されたQRコードは個人情報に誤差が無いか確認するためのものです。


カタログ類と一緒になります。
こちら、カタログを包んでいるビニールのロールです。繰り出されてカタログを包む形状に整えられ、圧着されます。
事業所ごとにまとめられます。

カゴ車に積み込んだ後、出庫のために会員生協ごとにまとめて出発を待ちます
個別に整えられたカタログたちです。
毎週55万部配布されているその1セット、1セットが個人に合わせて整えられています。カタログは、世帯を構成する人数や年齢など、様々な背景で必要なものが異なります。個人の要望に合わせた内容でお届けすることはもちろん、今後「紙」を必要としない方も含め、様々な提供の形を模索しています。
「私が必要と思っていた情報が載っている」というカタログや明細書に進化していけるよう、紙の紙面もウェブのカタログも変化していきます。ぜひ注目ください。