2023.09.23
139. 生協版GAP点検
「GAP(ぎゃっぷ)」と聞いて、何を想像しますか?
「あの人、仕事の時と休日と、雰囲気が違ってよいよね〜」のギャップでしょうか? それともアメリカ発の衣料品のショップ?
コープの場合、「GAP」と聞いて思い出すのは「Good Agricultural Practices」です。
なんとも耳慣れない「GAP」ですが、簡単に説明すると「よりよい農業のための取り組み」。
おいしい農産物を育てることはもちろん、農薬や肥料を整理整頓して保管したり、自ら農場内の課題や問題点を見つけたりして、改善していきましょうね!と努力を重ねています。
通常、この「GAP」への取り組みが正しく実施されているのかを、第三者機関が審査して確認・証明することをGAP認証といいます。
コープの場合は、第三者機関をはさまずに、コープと産直品の生産者さんの二者で生協版GAP点検を行っています。
生産者さんを一方的にチェックするのではなく、「生産者さんと一緒になって、“たしかな商品”をつくりたい!」というコープの想いからくるものなのでしょう。
生産者さんも『うちはいつだって、こんなに努力しているし、改善もしているんだ!』というプライドをもっていらっしゃるので、点検のときは真剣そのもの。
熊本の産直レンコン生産農園「斉藤さん家」にうかがった時も、広〜い仏間に農園からおふたり、コープから7人が集結し、キリリッとした緊張感のもと、2時間半をかけて点検していきました。
その様子は下記のリンク先の記事で紹介しているので、ぜひ読んでください。
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熊本の産直レンコン生産農園「斉藤さん家」でGAP点検中。
佐賀の「永松農園」でもGAP点検を行いました。生産者さんが自己評価をし、自信の言葉でコメントも行います。
コープのGAP「生協産直品質保証システム」とは?