本気で「声」を反映してもらいましょ。
コープの商品は、組合員さんの「声」からつくられています。今あるコープの商品は、何年も前から、多くの「声」に磨かれて成長してきました。まず、組合員さんの「声」から始まる。それがコープの商品をつくる時の基本のスタイルなのですよね。
届いた「声」をもとに、より良く改善されていったのは、食品のおいしさ、安心・安全のレベル、パッケージの分かりやすさなど、大きなこと、細かなこと、たくさんあります。ただいつの時代もそこにあるのは、商品のつくり手と購入する組合員さんの両方が、「正直」で「公正」な関係でありたいという気持ちです。
安全・安心への気持ちが特別。
いろんな「声」のなかで、コープは「食の安全・安心」を願う「声」に、特別な気持ちを抱いています。なぜなら「食の安全・安心」は、コープ発足のきっかけのひとつなんです。
「食品公害事故」が相次いだ1950年代。「子どもに安全なものを食べさせたい」「まいにち安心できる食事をとりたい」という、とても真っ当な「声」が大きなうねりとなり、日本に多くのコープというしくみが誕生しました。
時代は変わっても、「食の安全・安心」はコープの真ん中にあるんですね。
地域の食文化・食材も伝えたい。
野菜や果物の直売所に行くと、楽しくなっちゃいますよね。生産地の食文化にも興味がわくし、農産物のつくり手のみなさんと気持ちがぐっと近くなる。「地産地消はエコだしね」「生産地の経済にすこし貢献できたかな」なんて誇らしく思えたり。
そんな直売所がブームになる前から、実はコープって、積極的に産直していたんです。カタログの商品についている「産直マーク」、覚えていますか? ハートに双葉は芽を出したイラストが、目印ですね。
「産直マーク」には、その先のストーリーがあります。コープの「産直品」は、組合員さんとつくり手さん(生産者さん)が交流できる商品だけに授けられる名前なんですよ。つくり手の方々だって、手塩にかけて育てているものを食べている組合員さんとお話できるのはとてもうれしい。「もっと頑張っていいものを届けたい!」という気持ちになれます。組合員さんも、さらにおいしくなった産直商品を受け取れて、さらにうれしいものです。
こうした取り組みが活発になると、日本の農業・畜産業・水産業は今より元気になる。組合員さんも、産直商品の購入や産地との交流で、気軽につくり手さんを応援できる。コープというしくみから、いい循環が生まれています。
こちらでも詳しく。◎産直ってワクワクするでしょ?
生産者や社会のことは?
コープは、生産者さんや取引先との対等なパートナーシップを、何より大切にしています。もちろん、相手の方々にもコープの気持ちも理解してもらい、いい商品づくりに手を取り合って邁進する。相思相愛、相乗効果がでるのがいちばん!
また、フェアトレードなど、さまざまな仕組みを通して、組合員さんが無理せず社会貢献できるような仕組みもつくられています。おいしい、たのしい、だけで終わらない。それがコープなのですね。