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コープ九州「共通の商品調達政策」2016年度 改訂版

コープのご利用や詳しい情報は、あなたのまちのコープHPで。

数字では伝わらないコープ COOP・WEB・LABO

共通の商品調達政策

安心・安全が
やっぱり、いちばん大切

安心・安全がやっぱり、いちばん大切

4つの視点で、食の安全を守ります

「食の安全・安心」について、ここでたくさん話してきたように、コープはできる限りの取り組みを行ってきました。それでも予期できなかった方向から、問題が起こることがありました。例えば、2008年に発生した冷凍餃子重大中毒事故もそのひとつ。みなさんも覚えているでしょうか?
コープはそんな過去から学び、「品質保証システム」の再構築に取り組んでいます。

コープの「品質保証システム」は、組合員さんとの「約束事」として、品質を保証するところから始まっています。商品パッケージやカタログに書かれていることがきちんと実現できるように、原料から食卓までの各段階で、守るべきことを守り、そのレベルアップを目指しているんです。

「約束事」って親しい間柄のルールみたいなもの。構えなくてもいいけれど、お互いきちんと守らなきゃ、信頼関係が続かないですもんね。

例えば、どれだけ努力をしても「100%安全(ゼロリスク)な商品はあり得ないこと」、また組合員さんの声を精一杯反映しながらも「コープで、できることには限りがあること」。そんな事実も知っておきたいところ。組合員さんも「協働」のパートナーです。コープのしくみについて正しく理解を深めて、「食の安全・安心」への想いを共にしていきたい!そう願っています。

4つの視点で、食の安全を守ります

品質保証システムの取り組みにおいては、次の4つの視点で食の安全を確保しています。

①フードセーフティ(食品安全)
食中毒の防止など、衛生面での管理を中心とします。

②フードディフェンス(食品防御)
食品への意図的な異物混入などを防ぐための措置を行います。

③フードセキュリティ(食品安全保障
必要な量の原材料を確保します。原料の偽装につながる要因を減らします。

④コンプライアンス(法令遵守
関係者の知識不足を解消し、法令を守る意識を高め、正しい表示などを行います。

わたしたちも一緒に考えなくちゃ

ということで、組合員さんも、野菜の産地や食品工場の見学などに参加してみてはいかがでしょう? 組合員さんが産地や工場に足を運べば、生産者さんと信頼の絆が生まれます。確かな絆は、偽装や改ざんを予防するパワーをきっと備えているはずですよね。

わたしたちも一緒に考えなくちゃ

ここでお話したことは、ふだんの暮らしの中でコープを利用しているだけでは、なかなか実感できないと思います。でも、今よりもっと安心・安全なコープ、すてきなコープは、組合員さんたち自身でつくっていけるもの!  コープってそういうものなんだって、心のどこかにとどめておきたいですね。

連携して、もっと安全・安心

産地から食卓まで、すべてのステップで「食の安全・安心」を確保するためには、たくさんの人々の協力が必要となります。そして組合員さん、生産者さん、メーカーなどの企業がコープというしくみの中で頑張るだけでなく、行政による社会的なしくみづくりも必要になってきます。

幅広い人々とのいろんな連携があり、コープの「食の安全・安心」の世界がどんどん広がっていく。その取り組みを組合員さんたちで見つめ、参加し、たくさんの「声」を届け、育て、変えていく。コープはもっともっと安全・安心な存在になっていく。そんな連鎖をこれからもずっと見ていたいですね。

連携して、もっと安全・安心