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永松農園のれんこん 産直産地を訪問しました

 

コープ九州 CRM推進部 上田 千歳

おいしいれんこんの生まれる場所

 


点検中、圃場を見つめる 福岡中央青果河野さん、生産者小野さん コープ九州田中 生産者永松さん、川尻さん

 

7月中旬、くまもと産直商品である「斉藤さん家のれんこん」に続き、エフコープ、コープさが生協、ララコープ、コープおおいた、コープおきなわの産直産地、佐賀県杵島郡白石町の永松農園の点検を行いました。福岡中央青果の河野さん、コープ九州農産商品部の田中さんが訪問するのに合わせて、取材のため同行させていただきました。

今回も年に一度の点検です。「生協産直産品質保証システム」を用いて品質の確認、検証、そのたしかさを保証する仕組みをチェックします。

 

点検の様子

お互いに交わす計画である仕様書に基づき、生産に臨んでいること、作業工程においてリスクの洗い出しなど、200を超える項目について、事前に回答いただいている永松農園のチェックをコープ九州と確認していきます。

永松さんの自己評価にコメントで補足をおこなっていただき、田中さんが客観的な判断を下す場面も見られました。

作業場や出荷前のれんこんの管理、圃場の様子もチェック項目に従い点検していきます。

出荷前に積み上げられたれんこんです。れんこんは乾燥に弱いため、堀った日に出荷できれば出してしまうそうです。

お聞きしたこと 感じたこと


れんこんの圃場は、田んぼですか?畑にですか?とお聞きすると「たんなか」と言われました

見渡す限り蓮の葉が広がっています。れんこんは泥の水の中に入って収穫を行うため、暑い日、寒い日の作業が非常に困難だと伺いました。

寒い日には60℃くらいのお湯を用意して置き、手を温めながら作業を行うそうです。氷の張っている日も作業を行うとのこと。

泥の中で機械による水圧と人の腕の力で掘り出すのは、やはり大変な重労働です。ちなみに、土の中に手を入れて触わった手ごたえで良いれんこんかどうか分かるそうです。

この日も収穫作業が行われていました。残って見える蓮の葉は田にすき込みます。収穫されたれんこんはつなげられた蓮根船に載せられていました。


田んぼのそばにある用水路から水を引き込み収穫していきます。白石町はこの用水路が整備されているため助かっている、とのこと。

左が「蓮根船」、右は圃場まで向かう軽トラックの中です。当たり前でしょうが泥・泥・泥でした。



この日のメンバー 後列左永松美和子さん、小野考厚さん、川尻雅明さん、河野功さん

前列左永松さん、コープ九州農産商品部田中

さいごに れんこんの生産者を訪ねて 

熊本の齋藤さん、佐賀の永松さん、いずれも海からの風が吹く干潟の圃場で生産されています。ここから届く、真っ白で美しいれんこん。7月から秋口までは、しゃきしゃき感が強く、最大の利用シーズン12月にはほっくりとした煮物にぴったりの食感に変わってきます。

産地を訪れてからというものの、私のれんこんブームは続いています。煮物、きんぴらはもちろん、「ハッシュドれんこん」「れんこんチーズボール」「れんこんのドーナツ」など、新しいレシピも増えています。作ってくれた方々の顔が思い浮かぶ食卓って豊かだな、と改めて感じています。

みなさんも是非、永松農園のれんこん(くまもと・かごしまを除く産直産地)斉藤さん家のれんこん(くまもと産直産地)をご利用ください。おいしい風が食卓に吹くこと間違いなしです。

 

 

 

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皆様から寄せられたコメント

  1. ご苦労されて作られた蓮根を、私も美味しく家族に食べてもらえるよう料理するのを楽しみにして注文させていただきます。最近、中学生の娘が蓮根の美味しさに目覚めましたので、煮物、はさみ焼き、きんぴらと作りたいと思います。

    1. 嬉しいコメントをありがとうございます。
      いただいた声を永松農園のみなさんにおつなぎしいたしますね!
      引き続きご利用をよろしくお願いいたします。