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【後編】北九州で無添加石けん※を作り続けるシャボン玉石けんを訪問 製造工程を見学しました

 

家庭用品部 商品課 阿部佐和子

事業支援本部 デジタル戦略部 三戸健聖 上田千歳

 

前編では、石けんづくりの工程や品質へのこだわりについてご紹介しました。 

実際に工場を見学することで、製品ができあがるまでの流れだけでなく、そこで働く方々の想いや技術に触れることができました。 

今回は後編として、見学に参加した職員がそれぞれ感じたことや学んだことをご紹介します。 

 

※無添加とは…香料・着色料・酸化防止剤・合成界面活性剤等不使用のこと

阿部感想

 

今回シャボン玉石けんの工場にデジタル戦略部の上田さん、三戸さん、そしてわたくし阿部と3人で訪問しました。一般的な工場見学ではなく、取材ということで、作業レーンを間近で見ることが出来、商品の品質を支える人々のこだわりと努力を肌で感じることができました。 

特に印象的だったのは、石けんを製造する釜焚き職人の方です。工場内の高温環境の中で、長年培った経験と技術を生かしながら作業を続けており、その真摯な姿勢に感動しました。 

また、製造ラインではカメラチェックなど行われていますが、それだけでは判別できない商品の細かな傷や不具合を作業員の方が一つひとつ目視で確認していました。品質に妥協しない姿勢から、お客様へ安心・安全な商品を届けたいという強い思いが伝わってきました。

さらに、製造方法にも大きなこだわりを感じました。短時間で大量生産が可能な中和法ではなく、手間と時間がかかるケン化法を採用している点です。ケン化法は製造に時間を要するものの、天然の保湿成分であるグリセリンが石けんに残るため、肌にやさしい商品づくりにつながっています。効率よりも品質を優先する姿勢に、シャボン玉石けんならではの商品へのこだわりを強く感じました。今回の工場見学を通じて、普段販売している商品が多くの人の努力と信念によって作られていることを知り、今後はさらに自信を持ってお客様へおすすめしていきたいと思いました。

 

三戸感想

 

今回、取材として工場を見学し、さまざまなお話を伺いました。職人の方や製造に携わる方々の仕事を間近で拝見し、働く皆さんの熱意やこだわりを随所に感じることができました。 

特に印象に残ったのは、製造へのこだわりと、現在に至るまでの沿革です。 

石けんの製造方法には2種類ありますが、時間をかけて天然の保湿成分を石けんに残す「ケン化法」を採用しているため、洗い上がりがしっとりとした石けんに仕上がっています。 

さらに、石けん製造の要である釜焚き職人の方が、目で確認するだけでなく、味や手触り、音、匂いといった長年培った五感を駆使して製造していることを知りました。そこから、品質への強いこだわりと熟練の技術が製品づくりを支えていることを実感しました。 

 

2つ目の沿革については、森田前社長の時代に経営危機に陥ったと伺いました。当時はなかなか受け入れられなかった無添加石けんですが、「人と環境にやさしい」というこだわりを持ち続け、現在に至っていることに感銘を受けました。 

また、今回の工場見学で働く方々の姿を拝見し、その「信念」をしっかりと感じ取ることができました。 

シャボン玉石けんでは、個人・団体向けの工場見学に加え、オンライン工場見学も実施しています。興味のある方には、ぜひ参加していただきたいと思います。また、工場内の至るところにいるシャボンちゃんは、とてもかわいらしかったです。 

 

 

上田感想

 

北九州で一時代を過ごしたわたくし。「青いおそらがほしいのね♪飛ばしてごらん しゃぼんだま」という印象的なCMソングの「シャボン玉石けん」を昔から知っており、親しみをいだいていました。ちなみにふたりの子どもは「シャボン玉せっけんハミガキ」で育てました。

(「青空が欲しい」は北九州が公害問題で苦しんだ1970年代子どもの健康を心配した母親たちの市民運動で掲げられたスローガンです)

 

赤字続きの中でも信念を曲げずに環境のために、健康のために、と製造を続けた森田前社長の信念は現在の北九州市の環境問題への取り組み方に影響を与えていると思います。

 

製造部の責任者である古市さんからはシンプルな商品の製造の難しさや、だからこその面白さ、これから挑戦してみたいことなど、たくさんのお話をお聞きしました。これからも安定した品質と高クオリティな新しい商品を届けてくださると思うと、同じ九州の人間としてとても誇らしく、ワクワクする気持ちになります。

培われた技術の継承とそのマインドの継承をいかに行うか、またそれを消費者とともに進めていけるか、いかに伝えていくか、取材の立場からですが、共に社会に働きかける仲間のような気持で若松を後にしました。

 

 

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