デジタル戦略部 三戸健聖 上田千歳
2026年6月23日、今年も沖縄では沖縄戦で犠牲になった人々らを悼み平和を願う「慰霊の日」を迎えました。この日、コープおきなわで例年開催されている「6.23ファミリーピースウォーク」にコープ九州デジタル戦略部の三戸と上田が参加しました。
今回で第34回の開催となるコープおきなわ主催の「6.23ファミリーピースウォーク」。「慰霊の日」に、かつての激戦地である南部路を歩きながら、沖縄戦と平和について家族で考える機会とすることを開催の目的としています。

当日は最高気温32℃の晴天のなか、この日は約200名の参加者が「沖縄県平和創造の森公園」に集まり、スタートしました。
大型絵本の朗読が始まります

「いくさぁならんどぅ ~はるおばぁの沖縄戦~」
既出の絵本を大型絵本化したかと思いきや、完全オリジナル作品です。
作画とも渡久地理事が手掛けています。音声は録音されているのですが、その声も組合員とその家族、そして職員が声を担当しています。
やさしいタッチのイラストで描かれているのは、81年前の6月のこと。
大切な家族を失ったはるおばぁが「戦争は絶対にだめだ」と教えてくれる内容です。
紙芝居の動画はコープおきなわの公式YouTubeにてご覧いただけます。

これから約2時間かけて、山城、米須地域(約3km)をゆっくりと歩いて1周していきます。

今も残る歴史の痕跡に触れ、当時のことに想いを巡らせながら歩いていると、最初の給水ポイントに到着しました。そこには冷えた麦茶やシークワーサー酢の飲み物、塩分タブレットなどが用意されていました。当日は天気も良く強い日差しのなか、冷えた飲み物が身体に沁みわたります。

しっかりと休憩も取ったところで再び歩いていきます。
のどかな道が続きますが、約80年前この場所が悲惨な戦場であったということが、にわかには信じられないと感じてしまいます。

歩みを進めると、沖縄で最初に建てられた慰霊の塔である「魂魄の塔」に到着しました。1946年2月、集められた遺骨が積まれ、最長部に「魂魄」と刻んだ石が置かれました。3万5千人余りの納骨所として、戦後初めて住民が造った慰霊の塔として知られています。6月23日ということもあり、多くの方々が祈りを捧げている様子が見受けられました。
その後2回目の休憩スポットでそれぞれ10分ほど休んだ後、少し歩くと米須海岸に到着しました。戦争当時、南部への避難を余儀なくされた住民が追い詰められ、行き場を失った沢山の住民がこの海岸を逃げ惑ったそうです。

残りの距離もあと少しに差し掛かったところで、12時を迎えました。
参加者は皆、足を止めて静かに黙とうを捧げます。
そしてゴール地点である最初の場所に無事に到着しました。休憩を挟み、プログラム最後の「終わりのつどい」です。おわりのあいさつの後、最後は参加者全員で戦没者を追悼し、平和を願う歌「月桃」を歌って終わりました。
改めて平和について深く考えさせられる、そんな1日となりました。

この日撮影に奔走されていたコープおきなわ広報のおふたり、儀間さん(左)と平川さん(右)もうひと方の志喜屋さんもお疲れ様でした。