CRM推進部 上田 千歳

2025年10月 今年も例年通り「生協版適正農業規範」の点検表を用い、生協産直産品質保証システムの点検を行いました。

8月の豪雨災害で、すべてのハウスが水没してしまい、その時のリーフは全滅、供給が一時停止していた小原さん。
現在の様子含めお話を伺いました。
小原さん 宮原さんにお聞きしました
現在の作況について
(小原さん)ここにきて気温も下がり、虫が飛ばなくなりました。米の収穫の時期には米からカメムシが飛来してきましたが、夜温もさがり落ち着きました。
点検項目には「働く人の人権・健康・安全を守る雇用・動労環境の整備を行っている」
という人的資源に関連する項目もあります。ここで新しく社員になった宮原さんに質問
働く環境はいかがですか?
(宮原さん)定時に帰れますし、お休みもきちんといただき、労働環境は整っています。始業時間は今暑さも和らいだので6時半からです。夏の間は5時半始業です。
農家の朝は早いです。
大雨による被害から復活
2025年8月、梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、九州地方では線状降水帯が相次いで発生しました。これにより、熊本県八代市を含む広範囲で記録的な大雨となり、大きな被害が出ました。
熊本市南区に所在する「ベジタブル・ユー」も、約150棟のハウスがすべて水没するという被害にあい、ベビーリーフは全滅しました。
小原さんは雨の降りしきる中、水耕栽培のハウスに水を入れないことに注力して必死だったそうです。
8月の様子。 約150棟すべてが水につかりました
(小原さん)車も浮いているほどの雨は 社長も十数年前に一度経験しただけと、大変な雨でした。ハウスもすべて水に浸かる被害でしたが、むしろ、水に浸かっている間はもう手の打ちようもなく、めずらしく家族で少しゆっくり過ごしました。2日で水が抜けたので、落ち込む間もなく、早期で回復できるように、土を乾かし、整ったハウスから種を蒔いていきました。
通常、用水路の水が畑に入り込むと、殺菌が必要になったりするのですが、うちは土壌点検を行い、問題がなかったため、早くから育てることができました。普段から微生物がいる土の良さがあってこそ、だと思います。
夏の日差しの元ベビーリーフは育つのが早い、という事で復活が早かっただけではないのです。小原さんたちの日頃からの丁寧な土づくりの結果が、食卓にベビーリーフが早くに復活させることができることにもつながった、ということが理解できました。
今回は、8月に被害の内容ををコーププラスアプリの「お知らせ」から組合員の皆さんにい伝えしたところ、あたたかな励ましのメッセージが寄せられました。
コメントの一部をご紹介します。

(小原さん)今回は災害があって欠品してしまい、申し訳ありませんでした。今後、このような大規模な災害がない限りは品質を保ちながらお届けします!
どこまでも前向きなコメントを頂きました。今回手書きで寄せられたメッセージもご覧いただきました。
水耕ハウスでは現在ケールやパクチーなどが生産されていました。宮原さんは主にこちらの担当しており「農業大学で様々なことを学びましたが、これは初めてなので楽しいです!」とのこと。

水耕栽培のハウスにて

復活したベビーリーフのハウスで話をする3人

このハウスは災害後3回目に育ったリーフたち。

水菜、ルッコラ、小松菜の赤ちゃんたちが収穫を待っています。

小原さん、宮原さん 生産に携わる皆さん、ありがとうございます。
これからもおいしいベビーリーフを待っています!

笑顔で終わります。
