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その1:冠雪ふじ生産者 塩野谷幸夫さんに教えてもらう

CRM推進部 上田 千歳

ここは長野県 中野市です


軽トラックの後をついていくコープ九州野村と上田。長野県中野市 高社山をゆるやかに登って向かうのは塩野谷幸夫さんの園地です。道路脇のハウスはぶどうが生産されています。長野の夏も暑い。入道雲が立ち上がっています。

 

塩野谷幸夫さんの園地で聞いたおはなし


塩野谷幸夫さん

20年ほど前、お父様の園地を引き継ぎ、主にりんごとプラム育てる生産者です。

 

摘果を終えたばかりの青く輝くりんごの木の下で今年の作況含め、りんごづくりに対する思いをお聞きしました。


りんごの木の下で作況について話す塩野谷さんとコープ九州野村

 

 

生産者それぞれ一番いいと思う方法で行う剪定

 


園地はとにかく整えられ美しい。青空の下で果実が実っていました。

 


下草も刈られ整えられた園地

塩野谷さんはりんごとプラムを生産しており、どちらも今のところ「なり」は順調だそうです。

 

「どれだけ1本の木に実らすのか、が、生産者の腕の見せ所。自分は樹木に対してちょこちょこ鋏を入れずに木を大きく育てるタイプ。剪定に対する考え方が農家それぞれにあるが、自分の方法に自信をもってやっている。

分岐した枝のどのあたりから鋏を入れるかが重要。残った葉が果実にどのような影を作るかも考える。

実にどれくらい水分が届くか、そのことを考えて剪定を行っている」

 


実際に後から様々な生産者の園地に入らせていただき、その木の仕立て方の違いに驚きました。


獣はやってきますか?の質問に「鹿は花芽を食べる、木の皮も食べるのでよくない」「熊も自宅のそばに”お土産を置いて行った”」と。画像は柔らかそうなりんごの木の皮。

 

 

厳しい天候 これからの生産

 

「雨が降ったら作業を休むんだけど、ほとんど降らないから休みが無いよ。暑さに勝てなくなっている。近年、朝も寒くなくなっている。温度の差で色付きが良くなるんだけど、何もせずに自然に赤い色を求めるのが難しくなっている。冠雪ふじはマルチをひかないのでなおさら。」

 

温暖化に対してどう変わっていくのか迫られていると感じます。

現段階で雨が不足しており、実が大きく育っていない、とのこと。葉が黄色くなっていることからも、雨が必要なことがわかります。

 

 

「梅雨も降っていない。11月いっぱいは収穫をしている。12月になったら、片づけ、そして剪定、といつも忙しくしている。4月上旬から消毒と、ずっと休みなく働いている」

 

おいしいく育つことをめざし、妥協なく生産くださっています。

 

食べてくれる人たちの顔を思い浮かべて

 

何をモチベーションに生産していますか?の質問に「そりゃあ食べてくれる人たちの喜んでくれる顔だよ」と即答された塩野谷さん。

 

 

下草の刈り方で地表の水分量を調整し、農薬の使い方や肥料の効かせ方で病害虫を防ぎ、土づくりも行い、こちらが太刀打ちできない気象を相手に細やかな技術と配慮の結晶が、わたしたちに届けられるりんごであることを改めて知る機会になりました。

 


7月のりんごの木と青空

2024年 塩野谷さんの園地で見事に実った樹上のりんご

生産者から預かった大切なりんごを責任もってお知らせし、お届けしたいと改めて感じる訪問になりました。

その2に続く

 

 

 

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