2020.10.02
080. 「す」が立ったぁ!
豆腐を食べる時、冷やっこか、湯豆腐か、迷う季節になってまいりました! これから冬になると、鍋物でも大活躍ですよね〜。
今回は、そんな豆腐を冷蔵庫に保管しておく場所のお話。実は、「冷気の吹き出し口の近くを避けて保管」が正解なのです。
というのも、冷気の吹出口からは冷蔵庫内の温度を10℃前後にキープするため、低い温度(マイナス5〜10℃)の風が常時出ています。想像以上に冷たい!
ですから水分の多い食品を近くに置いていると、時には凍ってしまいます。
よくあるパターンは豆腐。一度凍ると中身が「すかすか」になったり、「小さな穴が開いてぼろぼろ」になったりします。そう、高野豆腐のようなものですね。昔ながらの言葉では「すが立つ」というのですが、聞いたことはありますか?
ちなみにコンニャクも、一度凍ると水分が抜けて、ゴワゴワした食感に。卵は白身部分が白濁し、ゼリー状になることもあります。
「す」が立った食材は、食べられないわけではありません。でも、おいしいものは、おいしいまま食べてあげたい。その方が生産者さんもきっと喜びます。
ということで、まずは吹き出し口がどこにあるのか? 食材を冷蔵庫にしまう時、まずは調べてみましょうか。
みんなで遊びながら楽しく学べる、食品衛生学習用「かるた」。
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