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コープ九州「共通の商品調達政策」2016年度 改訂版

コープのご利用や詳しい情報は、あなたのまちのコープHPで。

数字では伝わらないコープ COOP・WEB・LABO

共通の商品調達政策

商品の種類や
価格の決め方は?

商品の種類や価格の決め方は?

基準は「わたしたちがほしいもの」。

コープで利用できる商品の2本柱は、これまで組合員さんが育ててきた「コープ商品」、そして「産直商品」です。この2本柱をイメージしてみると、「安全・安心」を中心に、鮮度やおいしさ、手軽さなど、さまざまな要素が加えられ、組合員さんの「わたしたちがほしいもの」にどんどん近づいていっている。そんな感じです。

品揃えにしても、組合員さんの「わたしたちがほしいもの」が基本のきほん。たとえば、カタログや店舗でも、コープ商品だけを買ってほしいと猛プッシュしているわけではありませんよね。それは、組合員さんの「ふだんの暮らしに必要なもの」を届けたいという気持ちがあるから。コープ商品に限定することなく、あえていろんなメーカーの商品も選べるようにしているんです。

ほしい!

ちなみに、一般メーカーの商品をコープで取り扱う時も、何でもござれ!ではないんです。コープが決めた一定の基準や条件を、きっちり設けているんですよ。組合員さんたちがほしいものの中でも、「安全・安心」なものを当たり前に提供する。その部分はしっかり守られているんですね。

家庭の“今”を知って、進化してね。

「わたしたちがほしいもの」って、時代によってどんどん変化していくものでしょう?

例えば、今は、少人数の家庭が多くなっているから、一度に利用したい食品の個数も減っている。どんなに激安でも、バナナ10本を一度に購入するなんて、ちょっと困っちゃう。そんな背景まで考えて、コープの品揃えは少しずつ変化しているんですよね。

時代や暮らしのニーズが分かるさまざまなデータは存在するけれど、やっぱり組合員さんの「声」がいちばんリアル。しかもコープは組合員さんでできている組織です。どんどん「声」を聞かせて、どんどん商品に反映させましょう!

組合員さんの「声」がいちばんリアル

ちなみに商品のカタログに、メニューの提案や暮らしの提案、季節の行事の提案が載っているのもコープらしさのひとつですね。組合員さんが考える理想の食卓に、少しずつ近づくために。ひとりひとりの暮らしとその地域らしい暮らしに寄り添うような、品揃えになっているのです。

誰もが、“安い”はうれしい。けれど…。

「よりよい商品を、より安く買えたらいいな」。これは買物をする、すべての人の願いですよね。コープもその願いを叶えるために、九州はもちろん、全国のコープと手を取り合って、「よりよい商品を、より安く」のしくみづくりをしています。

例えば、組合員さんの声から生まれたコープ商品。たくさんの組合員さんが利用してくれたら、より安定的な価格を設定できますし、同様の商品(他メーカーのもの)よりもちょっとオトクに利用できるようになるでしょう。そんなしくみづくりを頑張っています。

よりよい商品を、より安く

でもね。何でもかんでも安ければいいってもんじゃないことも、私たちは、知っておきたい。

なぜなら、農家さんや養鶏場の方、牧場の方などなど、生産者のみなさんの利益を確保できるような「適正価格であること」も大切したいから。そういう姿勢の買い手って、いいなと思います。

生産者の方が「頑張れば、ちゃんとお金になるから、続けたい」と思えるような価格を守ること。食をつくる生業(なりわい)を持続可能にすること。これも、コープという“しくみ”とその組合員さんの大切な役目なのかなって、思うんです。