2026.08.31
207. りんごはおいしく眠ってる
りんごって、年中おいしく食べられます。
なぜかというと、りんごを貯蔵する、すごーい技術が産地にあるからです。それは、どんな技術なのでしょうか?
毎年、早生りんごの収穫は8月に始まります。そして9月〜11月頃が収穫の最盛期。もぎたてのりんごが、どんどん市場へ出荷される季節です。
その一方で、すぐに市場へ出回らず、貯蔵庫へと運ばれるりんごもたくさんあります。
たとえば長野県産のりんごは、普通冷蔵で貯蔵され、12月までにおおよその出荷が完了します。一方、青森県産のりんごは、「CA貯蔵(Controlled Atmosphere)」という特殊な貯蔵技術で最大10カ月程度、長期保管された後に出荷されるりんごもあるのです。
この「CA貯蔵」のおかげで、春先でもシャキシャキのりんごを味わえるし、夏にりんごを目にする機会も多いのですね。
「CA貯蔵」とは、低温(0℃前後)の貯蔵庫内で、空気中の酸素や二酸化炭素の濃度を調整する貯蔵技術です。りんごの呼吸や代謝を抑え、成熟や老化を遅らせることで、まるで「冬眠」しているような状態を保ちます。だから、春から夏にかけても、みずみずしく、シャキッとしたりんごを出荷できるのです。
「おいしいりんごを、長く楽しんでもらいたい!」という産地の思いも、こうした貯蔵技術の発展を支えています。
青森県の貯蔵施設に行くと、その光景は圧巻です。「JA津軽みらい 黒石中央りんごセンター」の場合、9つの貯蔵庫があり、それぞれに20kgのりんごを詰めたコンテナが2万箱積み上がっているとか。ここから日本各地へ、りんごが運ばれていきます。
そのほかにも、りんごが放出するエチレンガスを抑制・コントロールして、長期保管をめざす「スマートフレッシュ」を使用した技術も活躍中。こちらは、りんごだけでなく、じゃがいもなどの貯蔵にも役立っているそうですよ。
こうして産地で大切に保管されてきたりんご。こんどはお家の冷蔵庫で、しっかり保管してくださいね〜。
青森県と長野県の産地からのレポートはこちら。産地のみなさんのりんごへの熱意、そして雪景色となったりんご園地に感動です。
青森県の雪の中の真っ赤なりんごの風景をどうぞ!
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大人気! 長野県産[冠雪ふじ]りんご園地はこんな感じ! 3回シリーズでお届けしています。
[COOP WEB LABO]その1:冠雪ふじ生産者 塩野谷幸夫さんに教えてもらう
収穫直前の[冠雪ふじ]のりんご園地にも行ってきました。
[COOP WEB LABO]JA中野市 冠雪ふじ 収穫前園地点検と全体会議(目合わせ会!)






