COOP WEB LABO

一丸となって 店舗を輝かす 城西店改装ルポ①品質保証

品質保証部 開店直線の点検

 

CRM推進部 上田 千歳

 

 

2025年9月、翌日26日のリニューアルオープンを控えた生協コープかごしま城西店。

 

午後バックヤードに集合したのは、品質保証部商品検査課商品検査センターのセンター長庵下さん、検査スタッフの前園さん、増田さん。品質保証部の部長の内村さんとスタッフの竹島さん。

 

5名の品質保証に関わるスタッフ全員で行う店舗のバックヤードの点検の様子をご紹介します。

 

 

リニューアルオープン前に店舗点検を行う理由

組合員さんに気持ちよくご利用していただくために、売り場や製造加工室などの設備に
不具合がないかを確認し、食中毒などの重大事故の発生や、労災事故を未然に防ぐことを目的に実施しています。

 

施設の衛生管理計画の見直しの意味を持ちます。改装で変わった人、物、風や熱の流れを把握して、衛生管理計画を考え直すのです。それは、効率的で持続可能な内容である必要があり、専門チームの視点と現場スタッフとの話し合いが必要不可欠となります。

 

当日の様子

 

店舗のバックヤード、事務所に集合したのは、品質保証に関わる業務を行う5人です。検査用の簡易白衣を配る庵下さん。

 

通常検査センターからは庵下さんがコープかごしまの店舗を点検のため臨店しています。今回は様々な視点で点検を行うためスタッフ総出で点検を行います。

 

ヘッドキャップ、マスク、白衣、靴カバー、場合によっては手袋もして作業場に入ります。
いざ!点検です。




明日のオープンを控えて、慣れないバックヤードに戸惑いながらも作業を行う惣菜スタッフさん。その間を縫って様々な箇所を見ていきます。厳しい眼差しです。


捕虫器よし(注:捕虫器は大変高いところに設置されていますが、庵下さんが大きいので低く見えています)

今回の改装で惣菜を製造する作業場を広げました。その際に広がった壁や配管周辺に問題がないか、とにかく細かく見ていきます。

気になる箇所は撮影していきます

風の通り道なども確認。室温は適温か、真夏の温度、湿度なども想定しながら意見交換を行います。

什器の隙間や裏もライトを当ててみます。

 

その場で惣菜リーダーの龍相さんとも口頭でこの日気付いたことを共有します。

 

作業場と作業場の間にある製氷機もチェック、氷の出口が汚れていないか目視しています。

 

次は鮮魚のバックヤードへ

 

改装により作業場のレイアウトが変更になったこともあり、影に大きな配管の穴が開いているなど、什器の上から見ることができました。指摘して、埋めていただく改善提案を行います。


明日の準備に追われて…小休止のバックヤード、その間を縫うようにチェックしていくスタッフ。

 


引き出しを開けて奥もみます。冷蔵庫、冷凍庫の中も点検 品出しを控え、商品は山積みです。

天井の小さなシミにも目が光ります。

通常使用する「店舗表示点検チェックリスト」を今回は使用せず、気が付いたポイントを箇条書きで書き出していきました。

 

農産部門にて

新しくできたカットフルーツを製造するスペースの仕切り、日当たりによる温度変化について部門リーダーと互いの認識をすり合わせています。

 

HACCPにおける温度帯がベースにメンバー。「パイナップルが13度あった」で笑いが起きます。品管担当ジョークです※

※冷蔵庫の温度は10℃以下が最低基準です

 

作業場で手を洗いながら出てくる水の水圧まで「少し強いか?」と声を出していました。

 

 

城西店ルポ②に登場する惣菜・ベーカリー課の宮本さんとの会話を重ねます。

この日の点検は1時間ほどで終了しました。

 

全員の感想メモを庵下さんがまとめ、店舗関連部署へフィードバックを行いました。

 

 

検査センター長 庵下さんの想い




上田の感想

城西店は、組合員さんの期待や声、想いがカタチになったお店だと感じました。
私たちは「食の安全」を担う部署として、これからも「正確な検査」、「丁寧な点検」
で組合員さんの食卓に貢献していきます。

今年の春、コープおきなわの品質管理室室長である宮平さん

(記事はこちら    コープ山内 店舗インストア点検ってどうですか? )

の店舗点検に同行し、これまでにない視点で店舗を見るようになって初めて、店舗のバックヤードで点検に同行させていただきました。

 

まず驚いたのが、開店前日バックヤードにある商品の量と人の数です。大量に浸水された白米、丁寧に下処理された鮮魚や農産品。点検に伺った時間帯には冷凍庫や冷蔵庫に商品が格納されており、それを手作業で準備したスタッフが引き続き別の作業に当たっています。そんな中、自然でありながら「見逃さない」という検査センタースタッフの真剣なまなざし。常に 汚れていないか、落ちてこないか、品温は保たれているのか、虫は入ってこないか、など、細かくチェックされており、作る方も、見守る方も120%真剣!というそれぞれの業務の精一杯を見せていただきました。

この日から作業開始という慣れないバックヤードで作業する各部門のリーダーたちが点検に来た白衣のスタッフと作業場の使い勝手含め、改善課題やこうしたい、と話している様子が非常に新鮮に映りました。良好な関係性からは問題が発生した場合の解決がスムーズだろうな、と想像できました。


左前列から竹島郁美さん前園涼子さん増田順子さん 左後列 内村昭仁さん庵下泰志さん

 

 

さまざまなスタッフの熱い眼差しが注がれた「城西店」。ぜひ足をお運びください!


同世代の取材者上田と庵下さん。点検を終え笑顔です!

 

その②では、オープンにぎわう店舗のお惣菜についてご紹介します。

 

最後におまけ

点検に向かう道中、品質保証部の竹島さん(超ベテランスタッフ)のおすすめ商品をお聞きしたところ「c油の吸収パット」と「c日本のトマトケチャップ」

シブい!激シブ!です! どうしても紹介したかったのでおまけでした。

 

 

 

 

 

 

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皆様から寄せられたコメント

  1. こーぷかごしま城西店の惣菜の賑わいに圧倒されました。
    食べ歩き「弁当、惣菜など」企画があるなら参加します。
    サツマイモ細切り天ぷらの味変に‼️🧐
    惣菜の底なし展開に👏かっさい

    1. サバニさん

      コメントありがとうございます。
      大変、感激しております。

      城西店リニューアルに向けて準備した商品担当や店舗リーダーと共有したいと思います。

      今後も、惣菜・ベーカリー課の底なし展開の期待に応えられるよう商品開発に努めて参ります。
      さっそく、新しいさつま芋の細切り天ぷらの味変の開発に着手します。

      ありがとうございました。