組合員商品活動交流会は、九州・沖縄7つの生協組合員と生産者・お取引先が直接交流し、つながりを実感する場です。2007年から開催し、今回16回目の開催となりました。
地球温暖化や世界的な人口増が食料生産に及ぼす影響や日本の農業をとりまく状況について、日本生協連の森谷さんにお話をうかがいました。
2023年5月16日(火)私たちの食卓に欠かせない大豆をテーマに交流を行いました。88名の個人参加、サテライト参加9会場83名、計171名の組合員が参加。ライブ配信の視聴34名を合わせて開催当日205名の方に参加・視聴されています。
加えて、後日3日間だけ行ったYouTubeの見逃し配信も185回再生され、多くの方に見ていただくことができました。
オンライン交流当日の様子をご報告します。
事前動画の内容を振り返り、私たちの食卓に欠かせない大豆を例に、世界・日本の状況についてお話しいただきました。
交流会の中で一部紹介した動画は、こちらの農林水産省のウェブサイトからご視聴いただけます。
JA全農ふくれんの宮﨑さんより、大豆の栽培について、スライドを使って詳しく説明していただきました。
「CO・OP国産大豆の調整豆乳」の原料でもある福岡県の大豆の生産状況について、柳川で大豆を生産されている山口さんから異常気象で被害を受けたことや取り組み、JA全農ふくれん 宮﨑さんから現在取り組まれている「部分浅耕(ぶぶんせんこう)」についてお話を伺いました。
山口さんたちが育てた大豆を使って作られている「CO・OP国産大豆の調整豆乳」について、ふくれん(株)古川さんからご紹介いただきました。
ボブさんの家族と親戚が作った会社SB&Bのこと、生協とボブさんの出会いについて、コープ九州石井より紹介しました。
SB&B(ボブさん)と九州のつながりについて紹介しています。
アメリカのボブさんとは、オンラインでつなぎ、九州・沖縄の組合員にメッセージをいただきました。日本との時差は14時間のため、ボブさんにとっては夜の交流となりました。
ボブさんの活動や近況の紹介がありました。ボブさんのこれまでの大豆の生産活動やアメリカの行事ごとなど近況については、以下でご紹介しています。
第一部の最後にコープ九州の石井から、食生活の変化とたんぱく質クライシス、動物性たんぱく質を補うものとして注目されている「大豆ミート」についてお話しさせていただきました。
「CO・OP 大豆で作ったから揚げまめからくん」から学ぼう、と題して、「まめからくん」を販売されているフジフレッシュフーズ(株)の島さんより、大豆たんぱくについて、お話しいただきました。
「まめからくん」を製造されている茨城県の不二つくばフーズ(株)の製造工場を繋いで、ご説明いただく予定でしたが、電波状況が不安定だったため、急遽会場にお越しいただいていたフジフレッシュフーズ(株)社長の森川さんに製造工程や商品についてご紹介いただきました。
「まめからくん」は、2023年2月にリニューアルされ、より柔らかい鶏肉のようなジューシーな食感になりました。
実行委員の翁長さん(コープおきなわ)から「まめからくん」を使ったレシピを紹介いただきました。
個人参加の方は、小グループで交流。サテライト会場から参加の方は、メイン会場と一緒に交流を行いました。
コープ九州 倉員専務理事よりご挨拶をさせていただいた後、参加者全員で記念撮影を行いました。
大豆は人が生きる上での重要なたんぱく源。実際の大豆の栽培を通して、大豆のこと、農家の仕事のことなど、いろんなことを学びましょう。
2023年5月16日の交流会参加者に、乾燥大豆をお届けしました。これから一緒に大豆の成長を見守って行きましょう。
※「大豆の一生」では、種まきから収穫まで取り組んできた記録を紹介しています。まずは、以下から過去の記録をご覧ください。
コープおおいた 地蔵堂さんに実行委員長を、エフコープ 倉冨さん、ララコープ笹田さんに副実行委員長を務めていただきました。実行委員 コープさが生協 吉田さん、生協くまもと 谷本さん、生協コープかごしま 南部さん、コープおきなわ 翁長さんにご参加いただき、9カ月かけて今回の交流会を作り上げていただきました。コロナ禍の中で準備のための話し合いや、動画撮影等もすべてオンラインで行いました。実行委員の皆さん、大変お疲れ様でした。