COOP WEB LABO

コープウェブラボでは、九州の生協のから揚げの味付けをご紹介してきました。とうとう海を渡って、コープおきなわのから揚げに迫ります。

取材当日の出勤のメンバーをご紹介しつつ、下味付けの流れを紹介します。

惣菜の下味付け作業を担っているのはハートコープおきなわ※の職員です。

取材開始は9時半　から揚げの下味付けが始まります

作業所には5名のスタッフが小気味よく動いています。コープおきなわから出向で支援にあたっているのは新垣響さんです。

今日使用する調味液をセット。セットしているのは助川宏明さん。ハートコープおきなわ設立当初から働くベテラン職員さん。好きな作業は味をつける際の混ぜ込みです。

手前はニンニクと生姜が混ぜられたものです。

味付けは冷蔵庫から出したもも肉に調味液を手で揉みこむ作業です。

冷蔵庫から出したばかりのもも肉を調味液と混ぜる作業は指先が冷え痛くなるそうで、隆貴さんは手袋を二枚重ねに。コールドチェーンを切らさないためにも冷たいまま素早く作業にあたっていました。

上原隆貴さんは就労歴9年目。「仲間と協力して作業にあたることができるハートコープが好き。助川さんがいろいろ教えてくれて助かっています」と。好きな作業は混ぜ込みで、人が多い時に声が行きかうのが大変、と教えてくれました。趣味は一人カラオケ、そしてボーリング、こちらも行動派です。

前日下味付け前の準備がされているカットされたもも肉をざるに上げ、ボウルに移し、味付け開始です。

調味液を入れるときも発声。揉みこみも数を声に出して数えます。

「１、２、３、、、、」小気味よく混ぜていきます。

20まで数え終わった後

野底南海光（なみひろ）さん、お肉の端の底をのぞき込んでいます。

そしてさらに「１、２、３、４・・・」

ちゃんと混ざっているか確認して、まだ液体があればさらに混ぜているとのこと。

野底さんは「ハートランドおきなわ」※から、ハートコープに移って3年目の職員さん。

「仕事は自分の長所と短所に気付くことができる。チームワークよくほかの人と一緒にやっていくのが大変」と話をしてくれました。

おいしいものを食べるのが大好きで、趣味は食べ歩き。ステーキやラーメン、沖縄そばが大好き。旅行も好きで、一人旅にも出るそうです。

ずらり！きれいに下味付けがされたもも肉。この日は40袋を仕上げました。

真空状態にして、シールを貼り、明日の午前中、県内全９店舗にお届けします。

明日の午後にはお店に並んでいるはずです。

手袋を外す時もダブルチェック。

から揚げの下味付けが終了したら、素早く片づけを行い、次の作業に移られていました。

突然ですが・・・

「から揚げ」ファンに店内で直撃しました！

店内で集合写真

左から）社長の上地清升さん、助川さん、龍輝さん、隆貴さん、野底さん、新垣さん

お正月の休みを除いて、朝7時半から14時15分まで毎日作業場では惣菜の下ごしらえが行われ、コープおきなわの店舗には今日も一番人気の「から揚げ」が並んでいます。

衛生管理や品温管理、確かな基準を保ち、声を出しつつ作業を行っているみなさんの無駄のない動きにひしひしと自信を感じました。

下味をつけられたお肉が、各店舗に引き継がれ、惣菜部門の確かな仕上げの後、大人気商品として並んでいます。

ジューシーで食べ応えがあり、ご飯にもパンにもよく合う「から揚げ」。

みなさん、ぜひおきなわのお店でお試しください。

ハートコープおきなわ・ハートランドおきなわ・コープ沖縄サービスについて

は「想いをぎゅっとはさんだ『ハートサンド』」記事にてさらにご紹介します。