ボブさんだけでなく、もちろんコープ九州にとっても、組合員の声は何よりも大切。単に商品を提供するだけではなく、消費者が生産者とつながることで生まれる小さな問いかけが、より良い商品づくりへとつながっていくからです。
きしはらさんが漫画で描いたこのギモンは、まさに組合員の声を体現したものでした。その観点からすると、この日の対面は組合員さんにとって、ひとつの回答のかたちでもあります。
過去には、「消費者と直接つながる農業をやるのが自分の夢」と語ってくれたこともあるほど、ボブさんと組合員との関係は深いもの。「外国産には何が入っているかわからないから不安」という声も聞きますが、こうして密にコミュニケーションを図ることで、「産地うんぬんではなく“どんな人が作っているのか”が大事だと気づきました」という声も生まれてきています。
▽ふだん知る機会の少ない生産現場を少しでも組合員に伝えたいと、定期的にボブさんが現地から送ってくださるレポートをまとめた記事「新世代農家応援」▽
(https://coop-weblabo.jp/ouendan/bob)