CRM推進部 上田 千歳
獣や鳥による農作物の被害が深刻化していると、各報道で目にする機会が増えています。(2025年秋)
「クマ」の出没は特にショッキングで、人が被害にあう事故も増え、海(関門海峡)の向こうは大変…と九州の私たちはどこか自分に直接関係があると思っていないところがあるような、無いような…
しかし、実際には九州だけではなく、各地から届く野菜や果物で暮らしているのですから、大いに関係があるのです。
そして、実はあまり認識されていないのが都道府県別の被害について。
鳥獣害被害の金額が一番多い都道府県は、北海道です。日本の被害総額の約3分の1は北海道が占めています。
では、
第2位はどこだと思いますか?
第2位はなんと、福岡県なんです。
そして第3位は熊本県と続きます。(令和6年野生鳥獣による都道府県別農作物被害状況参照)
北海道はシカによる被害が多いのですが、福岡県や熊本県はイノシシが最大勢力です。
九州は暮らしやすいのでしょう。
お世話になっている産直生産者のおひとりに、近年圃場でどのような被害があるのか、どのような対策をとられているのか、伺う事にしました。
次回より生協くまもとで長く産直産地としてお世話になっている寺本さんに、2025年の作況の話と鳥獣の被害とその対策について教えていただきます。

柵を超えないと入れない園地。
その2に続きます。
本能で生きている動物には罪はないとはいえ、生産者の方々が払っておられる努力やご苦労を考えると,害獣を適正な数にコントロールする必要は急務だと感じます。そうする事で、自然のバランスを適正に保ち、人間だけではなく動物にとっても生きる環境を良い状態に保っていけると思います。
コメントありがとうございます。寺本さんも本当は殺生なんてしたくない、とおっしゃっていました。難しいです。
共に生きていかなきゃいけない生活領域で被害があると私達が知らない土地で被害がありまたその中で生活していかないといけない人びとの暮らしと生活、被害等内容は深く難しい問題ですね!考えさせられました。
コメントありがとうございます。
お住いの地域はいかがでしょうか。街も里も山もそれぞれに問題はあるかと思いますが、生産者の皆さんのくらしに直結する問題は私たちの食量事情にも直結するんですよね。
まさに、海の向こうは大変。
不謹慎ながら、九州で良かった。
なんて思っていたので、2位福岡、3位熊本にびっくり‼️
言われてみれば、猪肉を頂く機会が時々有る。
なるほどな〜。な、記事でした。
かじゅさん
コメントありがとうございます。イノシシ肉もシカ肉も昔に比べたら見る機会が増えました。温暖化や里山の消失など、様々な要因が絡んでおり、獣も生きづらいだろう、と思います。
鳥獣被害。昨年は熊のことをこんなに考える日々が来るとは思っていませんでしたが、熊は見ない福岡県でも相当な被害があるのですね。確かにせっかく育った野菜や果物をやられてしまった、という話は素人畑所持者の方からもよく耳にします。動物も生きるのに必死なだけでしょうが、人間も種の中にいて、食べ物を取り合いしているということなのかと思います。ヒトらしく知恵を出し、共存する為に生態系を守る働きかけをこちらもせざるを得ないということでしょうか。
かべまりさん
コメントありがとうございます。お友達に畑をされている方がいらっしゃると実感されていますよね。九州はヒヨドリの被害も大きいのですが、今年は大陸から南下しておらず、被害が昨年に比べたら少ないそうです。環境や食は生きとし生けるもの共通の課題ですから、難しいですが、みなで知恵を絞る必要があると思います。