COOP WEB LABO

獣害に悩まされる産地を知る(寺本果実園②)

その2:熊本市西区河内を行く

 

CRM推進部 上田 千歳

 

 


寺本さんのお宅に伺う途中で見下ろしたみかん畑

 

 

みかんの生産者寺本さんに伺いました

 

寺本さんは、熊本市西区の河内地区で、生協くまもとをはじめ、九州各地にみかんを届けてくださっている生産者のおひとりです。

2023年生協くまもとの新入協者研修でもコープウェブラボに登場いただきました。

 

記事はこちら。↓

 

その1 寺本果実園で内定者研修を行いました!

 

その2 寺本果実園内定者研修 寺本さんに教えていただいたこと

2026年1月、河内川沿いの事務所にて、まずはお話を伺いました。

 

今年の作況について

以下寺本さんのコメントです。

今年の「なり」はよかったですよ。台風の動きもここのところ変わって直撃はないですよね。

ただし、8月の雨は大変でした。

山の奥にある圃場に続く道が土砂でふさがり、土を掃って道をつくるために新たに重機を購入するほど大変でした。道をつなぐのに1カ月かかりました。

 

暑さの問題もあります。みかんも人も経験をしたことが無いほどの暑さに見舞われています。インドネシアからの研修生も「暑すぎる」と逃げ出したほどです。昼と夜の寒暖差で果実には色が付きますが、全体的に遅れ気味でした。気温が下がらないですからね。

 

そして

イノシシがすごいです

みかん畑に一群れ10頭でも入られようものなら、果実1トンは被害にあいかねません。土を掘り返すので根こそぎ持っていかれることもあります。

 


地図を見ながら「この辺りまで出てきます」と説明下さいました。範囲も広いのです。

 

25年くらい前まで畑で見たことが無かったのですが…。

 

気候により出産回数が増える

イノシシは春と秋に2回出産をしています。そこでどんどん増え爆発的な数になっています。自営として、多くのみかん農家が狩猟免許を取得しています。

昨年所属する猟友会で仕留めたイノシシは500頭を超えています。共生出来たらいいでしょうが、何も対策をせずに作物を作ることは難しくなっています。

 

 

 

ここまでお聞きして、事務所を出て、寺本さんが対策をされている圃場のひとつを見学させていただきました。

その3に続く

 

 

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