「ふじ」「紅玉」「ジョナゴールド」など、りんごにはいろんな品種があること、ご存知ですよね？

青森県で栽培されている主なりんごだけでも、20品種近くあるから驚きです！

そして実は、りんごの品種それぞれに旬があって、コープのカタログに掲載される時期もビミョーに違います。

カタログをよーく観察していると、まだまだ暑い９月上旬に「つがる」がお目見え。その後、黄色リンゴの「トキ」などが登場します。

10月になると「早生ふじ（ふじの早熟系統）」「シナノスイート」など、いろんな品種が続々。さらに秋が深まると、「ジョナゴールド」「シナノゴールド」「サンふじ」と旬がバトンタッチされていきます。　※りんごの種類は年によって違います。

青森りんごのサイトに、たくさんの品種とその旬、主な販売期間が紹介されているのでぜひチェックしてくださいね。

また、プーコが教えてもらっていたように「ふじ」と「サンふじ」は同じ品種です。

農家さんがひとつずつ丁寧に袋をかけたものが「ふじ」で、その多くは専用の冷蔵庫で保管され、他の品種の在庫が少なくなる春以降もずっとカタログや店頭にお目見えします。

私たちが1年中おいしくりんごを食べられるのは、貯蔵性に優れた「ふじ」があるからなのですね。

一方、実に袋をかぶせず、太陽の光をたくさん浴びて育ったりんごは「サンふじ」と呼ばれます。産地では「無袋ふじ」ともいい、蜜が入りやすい栽培の仕方なので、蜜りんごが好きな人は狙って食べてみてはいかがでしょう？

ちなみにこの呼び方は「サン王林」や「サン金星」など、ほかの品種にも応用されていますよ。

また収穫まで葉っぱを残した「葉とらずりんご」も名前から栽培方法が分かります。

こんな豆知識と一緒に、カタログを眺めるのもまた楽しいですね！

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