CRM推進部 上田千歳

「若松支所」と「八幡西支所」が統合されて「おんが支所」になります。これまで北九州市の八幡西区木屋瀬に所在した八幡西支所が先に移転してきて、2週後に若松支所が合流します。エフコープで初めての「ひらがな」名の支所になります。
3月上旬、稼働開始の日を訪問しました。
敷地の中に入ってまず驚かされるのが、その広さです。トラックを止める車両の停車位置に番号が振られていますが、44まであります。

車両停車位置に振られた番号。地区担当の皆さんが今、どこにいるのか目安になる様にトラック走行箇所に番号が10毎に振られています。


また強い印象を与えるのが、敷地を縁どる様に配された「石」です。正体は耳納石。
支所は多くのトラックが停車することから平らな立地に建設されています。近年のゲリラ豪雨など、一度に多くの雨量がもたらされた際、冠水するなどのリスクが考えられます。
大きな施設が一気に雨水を排出すると周辺地域の排水処理能力を超えて雨水が溢れ出る問題があるため、防草シートの上に石を配し、雨水を地下に浸透させて排水量を減らす機能を持たせています。

広く明るいプラットフォーム
こちら、トラックが出てしまうとシャッターを下ろします。がそのシャッターを下ろしても太陽光が取り込めるような作りです。シャッターは近隣地域への騒音への配慮でもあり、自然光は、使用電力抑制のための工夫でもあります。

光が入りそうですよね
明るい施設内を紹介します

女性更衣室は畳も敷かれています。まだ机などの備品も入っていない初日

職員が使用するキッチンスペース

仕切りで部屋がセパレート可能な組合員ホール。壁面には投影ができるのはもちろん、水性ペンを用いてホワイトボードのような使い方も可能です。

入り口から覗いた様子です。引っ越しはまだ完全に終わっていません

地区担当のみなさんの配達前、ストレッチの様子。事務所の中も自然光が取り込めるようになっており、太陽の動きに合わせて室内での影の形が変化します

初日の朝礼では「くれぐれも安全第一で」と注意喚起がなされていました。
担当のみなさん、配達箇所への道が違う事はもちろん、エリアまでかなり遠くなったスタッフもいます。慣れない道のりに気を引き締めます。

副支所長の横道さんに案内してもらい、冷蔵庫、冷凍庫へ。
冷凍畜冷材を凍結できる凍結庫はマイナス30度以下になります。一人で入ってはいけないルールが何度も説明されていました。
冷蔵庫の中の扉を開くと冷凍庫、そしてさらにある扉を開くと…その先に

冷凍蓄冷剤を凍らせる凍結庫です。
蓄冷剤は冷蔵蓄冷剤と冷凍蓄冷剤の2種類があり冷凍蓄冷剤は家の冷凍庫では凍りません
だから特殊な凍結庫なのです。

大きなファンが両方から回り、冷気が噴出していました。この時の温度はマイナス37℃、当然長くそこに立っていることはできませんでした。
日々の食品の配達に冷凍蓄冷剤や冷蔵蓄冷剤は欠かせません。安心して商品を利用いただくために施設も様々な進化を遂げています。
このほかにも、緊急時には電気自動車から事業所に出来を放電できる仕組みなど、環境に配慮しつつ、エネルギーを活かせる設計がなされていました。

「この事業所で最も気に入っているのは「明るさ」です。負けないくらい明るいスタッフなのですが。トイレや洗面台はじめいろいろとこだわっていて、働きやすい職場として設計されています」
この日は初日、という事もあり、みなさん慣れない施設の中で、早めに確認するなど慎重に作業を進めていらっしゃいました。
最も新しい施設は、商品を完全な形でお届けするためのこれまでのノウハウが蓄積された上、新たな工夫が取り入れられていました。
人が働く中で少しづつ変化を遂げていく様子を、また後日ご報告できたらと思います。