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商品を通して地域がつながる喜び

コープ九州事業連合 日配商品部:新井知海

2020年10月に発売された「筑前朝倉蒸し雑煮」が、2021年1月には、福岡県朝倉市内の全小中学校の学校給食として提供されました。この商品に開発に関わった一人として、蒸し雑煮が子どもたちの地域への愛着の懸け橋となり、復興の力になれれば、これほどうれしいことはありません。

 

 

筑前朝倉蒸し雑煮の開発にかかわって

「筑前朝倉蒸し雑煮」を地域の名物として盛り上げようという取り組みが始まったのは2016年、あさくら観光協会が中心となったプロジェクトでした。その翌年、朝倉地区は、九州北部豪雨で甚大な被害を受けました。地元のエフコープ生活協同組合は、発災直後から地域に寄り添い、支援を続けてきていました。
そのつながりがあって、家庭で手軽に食べられる蒸し雑煮の商品化の案が持ち上がった際、エフコープとともにコープ九州にも声をかけていただきました。

「蒸し雑煮」とは、筑前朝倉地域に伝わる蒸すタイプのお雑煮です。江戸時代、秋月藩に蒸し料理が伝わり、汁物の雑煮と合わさって蒸し雑煮が生まれたとされています。
商品開発の協議を進める中で、地元の生産者応援のため、できるだけ地元の素材を使おうということで思いが一致しました。


たまご(朝倉市産)・椎茸(東峰村産)・黒大豆クロダマル(筑前町産)・丸餅(福岡県内製造)・鶏肉(国産)・かまぼこ(国内製造)が使われています。

伝統の味を生かしながら、手軽に食べられる商品にするには、どうしたらよいか。製造が可能なメーカーはあるかなど、これまでの経験やお取引先とのつながりを頼みに検討していきました。
茶わん蒸しとは違うお雑煮らしさを出すこと、特に餅の食感は地元のみなさんに合格点をいただくまで何度も試食を繰り返し、まさに試行錯誤でした。

しかし、あさくら観光協会プロジェクト、朝倉市、筑前町、東峰村の行政や商工団体、原料を供給いただく生産者の皆さん、製造を引き受けてくれた株式会社丸美屋さん・株式会社サンバラさんなど、全員の協力で、2020年10月に発売にこぎつけることができました。

エフコープの店舗やカタログ、朝倉地区の道の駅や農産物直売所で販売を開始。多くのメディアが取り上げてくれたこともあって、売り切れ状態になるほどの人気。そして2021年1月には、学校給食として提供されることになったのです。


小学校1年生用の給食メニュー

これからも、生協の商品事業が、被災地と組合員を結び、各被災地同士を結び、生協と地域の協働が実を結ぶことにつながっていけるよう動いていきたいと思っています。

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皆様から寄せられたコメント

  1. 各地域には、郷土料理が色々あるのですが、今の時代中々食する機会が少なくなっています。
    こうして商品化され、学校給食で子ども達が食する事が出来るとは、素晴らしいですね。
    これからも地域に密着して、いろんな商品開発を期待しています。

  2. さすがですね、コープさんらしい商品開発ですね。新井さんも素晴らしいけど、地元の方々、又協力された企業、担当された方々に感謝ですね。今後も各地に埋もれた今回みたいな商品開発期待します。頑張って下さい。応援してみます。

  3. 地元組合員として、また被災直後から復興を見守ってきた者として、地域と共に取り組まれた“蒸し雑煮”の完成、こんなに嬉しいことはありません。これから地元のお店との相乗効果が楽しみです。盛り立てていきたいと思います。ありがとうございました。

  4. 筑前朝倉蒸し雑煮。テレビで見て気になっていました。福岡に住み30年以上経ちますが初めて知りました。給食にも出ているんですね。親世代で昔食べたな〜懐かしいな〜と思っても実際作るって難しいですよね。生協の商品なら安心安全♡2月3週企画ありますね。今回は絶対注文します。これからも新商品開発期待しています。

  5. まさに、生協として取り組みのお手本となる事案ですね。
    新井さんはじめ、地元の生産者、メーカーの思いがまさに一つになった商品開発ではないでしょうか。
    私たちも、組合員さん、地域生産者さんと手を取り合って
    少しでも、貢献出来る様に頑張りたいと思います。
    新井さんよろしくお願いします。