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5月新茶の季節です! 佐々町の茶畑は緑と笑顔が溢れていました

 

CRM推進部 上田 千歳

 

ララコープのお店で「このお茶は特別なお茶。ララコープにとって北村製茶は切り離せない存在」とベテラン職員におしえていただきました。

 

長崎の生協と共に歩んだ産地「北村製茶」で、今年も組合員さんが茶摘み交流会を開催されました。その様子をご紹介します。

 

東彼・大村エリア委員会主催「北村製茶に行こう ~新茶茶摘みバスハイク」

 

北村製茶とは

ララコープの前身である「佐世保市民生協」が北村製茶さんとお取引を開始したのは約60年前。北松浦郡佐々町の山間の開墾を行いながら茶業を始めて10年を超えた頃でした。

「お茶は直接抽出したものを口にするので無農薬ものが欲しい」と、組合員の要望に応えて有機無農薬茶に挑戦を始めたのが1969年、今から55年ほど前です。当時珍しい有機無農薬栽培は、途中、病害虫の発生で収穫が激減した時期などを乗り越えて安定した製造にたどり着き、現在に至ります。

 

茶摘み、交流開始です!


大村支所から出発したみなさん

親子連れ、夫婦、お友達グループ と3歳から80代まで、バスで2時間かけて到着です。

 

早速茶畑の前に集合

エリア委員のみなさんが自己紹介


司会進行の飯田さんから委員さんを紹介。


北村誠さんから、お茶の摘み方の説明を受けて いざ茶摘み開始です。

この日摘ませていただいたのは「おくみどり」。腰の下ほどで揃えられた茶の木は北村さんの茶畑では25年ほどだそう。



美しく芽吹いたお茶の葉。一番新しい細くとがった茶葉から4枚ほど下から「ポキン」と手折ります。

 

製品になる茶葉はセラミックの歯のついた機械で摘まれるそうです。

 

この季節は連日100人を超える見学者の対応をしている北村さんに「素人が畑に入って困ることはありませんか?」と今更ながら質問したところ

「慣れない人は仕事が丁寧よ」と優しい言葉。

委員のみなさんは、参加者の荷物を置くブルーシートを用意したり、注文者の弁当を運んだり、常に気配りされていました。

 

終了後、高台に移動して、北村製茶の歴史をお聞きします。


高台から見えるのは平戸

 

岩肌の見える土地で、誠さんのご両親が毎日座布団一枚分ずつのみでたたいて開墾したそうです。当時、この土地には、まだ水もなく、誠さん自身が子供のころから結婚するまで4キロ先まで水汲みに行っていたことなど、お話いただきました。

詳しくは北村製茶のインスタグラムへ

 

この高台に到着するまでの道筋、茶畑の側道にもつつじが咲き誇り、きれいに整えられています。


「愛でる、という事を大切にしています。茶畑に来られたお客さんが横を向いて花があると嬉しいよね。ここを喜んでもらえる場にしなければならないと親父と整えてきました」

 

ゆくゆくは、車椅子の方も気軽に来ていただけるよう準備中とのこと。


さえあかり、やぶきた、べにふうきなど7種の種類を育てている北村製茶。

お昼は思い思いの場所で自由にお弁当タイムです。

 

 

昼食時には誠さんから、「自分をアピールできないのはだめ、しっかりアピールしていきなさい」「給与と休みは本当に重要、そこをきちんとすること」など、かつての生協職員と北村製茶の経営について、ともに語り合ったことを教えてくださいました。

 

 

午後の部は工場見学です

収穫したばかりの茶葉を蒸して揉みこみ、乾燥する工程を見せていただきました。


工場に入ると開口一番

「この場所の香りも届けられたらいいのに。報告書に書かなくちゃ!」と委員の田中さん

「今の時期(5月)でもこれなのに、真夏の作業は大変でしょうね…」と山本さん。

実際、真夏の工場は室温40℃を超し、紅茶づくりの作業に至っては湿度が90%を超えるとのことでした。

 

 

工場内で作業されているスタッフのみなさんは、親切にさまざまな質問にお答えくださいました。

 

誠さんの弟さん北村正紀(マサキ)さんと正紀さんのお子さんの大輔さん。とても素敵な笑顔をいただきました。

空が晴れてきて 試食タイムです

工場見学が終わると、お楽しみの「茶葉の天ぷら」の乗ったお蕎麦試食タイムです。


盛り付ける江口シェフ

 

この日天ぷらを揚げてくださったのは誠さんの高校時代からのご友人でシェフの江口さん。

 

 

朝いちばんの曇り空から、どんどん光がさしてきました。

お茶と一緒にいただきます。


カリッカリに揚がったお茶の天ぷら。サクッと食感にふんわりお茶の風味が広がり美味!


お茶をふるまってくださる誠さんの妻しのぶさん(左から3番目)とエリア委員のみなさん

 

「おいしい!おいしい!」の声と笑顔が一面に広がります。


終始笑いを提供くださる誠さん その笑いと情熱に参加者も巻き込まれました

佐世保の生協は生みの親で長崎の生協は育ての親

「家族とそして消費者と、みんなと話し合ってきた。だからやってこられた」

という誠さん。世界的な緑茶ブームもあり、様々な地域や団体からもお声がかかる機会があるようですが、「何でもすでにそこにあるものを、ほいっと持って行って簡単に済まそうとしてはいかん」と。長い年月をかけて信頼関係を気付いてきた生協の組合員に向けて、誠さんはこれから先も交流を約束してくれました。

 

江口シェフから

「北村さんのいう事の99%はでまかせですが(笑)1%の真実にかけてください(一同爆笑)お茶の葉は今日召し上がっていただいたように天ぷらはもちろん、刻んでペペロンチーノにしても油に葉の香りが移っておいしいですよ」


楽しい時間もいよいよ終了です

最後は

司会のエリア委員飯田さん ララコープ事務局長の本多さんの挨拶

今日は楽しかったですか?おいしい空気とおもしろい話、みなさん笑って、楽しい時間で免疫力が上がったかと思います。北村さんのお茶をいただいてきましょう。と締めくくられました。

 

ご夫婦で参加くださった五所さんの感想

「最高に楽しかった。今日は最高の一日になった!」

 

5歳のみおなちゃんと3歳のゆうひくんを連れて参加の山口さん

「子どもも楽しそうで参加してよかったです。おいしかったです」


談笑する誠さんと組合員のみなさん

茶畑の間を歩きながら、参加した組合員のみなさんが「楽しいね」「すごいね」「おもしろいね」「きれいだね」と。ずっと口にされていて、畑の美しさはもちろん、真摯に取り組まれ、ユーモアにあふれた誠さんの人柄が全体を包み込んでいる!と温かな気持ちになりました。

 

ララコープ本多事務局長の感想

今年も本当に多くの方に参加いただき、感謝しかありません。

特にうれしかったのは、小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い世代の方々が一緒に楽しんでくださったことです。バスの中での自己紹介からおすすめのコープ商品紹介など交流も活発で、世代を超えた触れ合いの場になりました。

 

この企画の準備・計画を進めていたエリア委員のメンバーは、みんなで協力して頑張っていただきました。1月頃から準備を進め、3月に事前に現地視察を行い、当日の進行も参加者の視点できめ細やかなフォローをされ、当日は天候も回復して無事に終わることができました。

 

 

 

さいごに 

走り去るバスが見えなくなるまで手を振り続けてくれる産地のみなさん、そんな皆さんとこれからも様々な取り組みを通じて、信頼できる商品の供給を行えることが嬉しく思います。

組合員が、自分で食べる商品について企画を組み立て、学びを深めることができる。生協ならではの取り組みに、今後も多くの方が様々な形で参加いただきたいと思いました。

北村製茶のお茶はララコープ全店で取り扱っています。

緑にあふれる茶畑を想像しながらゆっくりお茶を楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 

お茶ができるまで は近日SATETOの「お買い物のちょっとまえ」でご紹介を予定しています。お楽しみに!

 

 

 

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