2022.05.23

109. コープはじめてものがたり 味噌①

109. コープはじめてものがたり 味噌①

コープが「日本ではじめて」「世界ではじめて」つくったもの。
あまり知られていないのですが、実は、まあまあな数、存在します。

そんなコープの「はじめて」に気がついてもらいたい!とスタートした「コープはじめてものがたり」。

第2弾のお題は日本人にとってなじみ深い「味噌」です。

さて、どんな「味噌」かと申しますと、「防腐剤無添加」なのにスーパーマーケットの常温の棚に並べていても、パッケージが「破裂しない味噌」です。

「え、そんなの当たり前じゃないの?」「破裂したら大事件じゃない〜」と笑っているみなさん。 「味噌」って常温のままだと発酵が進んで二酸化炭素が発生するんですよね〜。

そして二酸化炭素量が密封されたパッケージのなかでどんどん膨らむと、いつかはボーン!!と、破裂してしまうこともあるんですよ!!

ということでプーコが教えてもらったように、発酵をおさえるために防腐剤ではなくアルコール(つまりお酒と同じ成分)を添加した味噌が、「日本ではじめて」誕生したのです。

その立役者となってくださったのは、コープとのおつきあいも深く長い、フンドーキン醤油です。

フンドーキン醤油は江戸時代末期の文久元年(1861年)に、大分県臼杵市で創業した歴史ある会社。ずっと味噌や醤油の発酵食品を作り続けてきましたし、創業者のお兄さんが酒造業を営んでいたことからアルコールに関する知識もありました(が、相当なご苦労があったとか涙)。

次回は、なぜコープが常温でも「破裂しない味噌」をなぜつくることになったのか? そのきっかけにせまります。お楽しみに!

 

「大分臼杵訪問記」 コープウェブラボで臼杵のまちにフンドーキン醤油株式会社を訪ねました

フンドーキン醤油株式会社の歴史について

コープ九州発の味噌。フンドーキン醤油がつくっています。
CO・OP あわせみそ1k

 

※日に日にコープの内容は更新当時のものとなります。ご了承ください。
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