ひとくちサイズの「CO・OP ファミリーチョコレート」は1979年生まれ。マイルドなミルク風味となめらかな口どけが愛されて、40年来、ほとんど味を変えることはありませんでした。組合員さんから“ファミチョコ”と呼ばれる、CO・OPチョコ界の絶対エースなのです。

しかーし、チョコレートを「健康のため」に食べるハイカカオブームや、「甘さ」に対する嗜好の変化、そして大袋のお菓子の需要減などが重なり、2017年から少しずつ人気が右肩下がりになっていたのです。

どうした、ファミチョコ！ そんなはずない、ファミチョコ！

そこで、組合員さんの声を調査すると「甘いから買わなくなった」「ハイカカオの方がヘルシーっぽくていいかも」といった意見がありました。

一方で「疲れた時にはファミチョコ」「甘いものが食べたい時はファミチョコ」「ハイカカオは苦手かな」といった声も上がりました。

その声を聞いて、ファミチョコが選んだ道は、自分の魅力を極めること。「もっと、ミルク風味を高めたい！」「ファミチョコ本来の甘さと口どけを磨きたい！」だったのです。

甘さを控えたり、カカオ率をあげたり、無理に他人の真似はしなくていい!! ファミチョコ40代のゆるぎないポリシーが素敵。あ、でも実はシリーズとしてハイカカオシリーズを発売したりもしています。そんなフトコロの深さもさすが40代ですね〜。

CO・OP ファミリーチョコレート