ボブさんは、豆腐やすしあげ、豆乳飲料の大豆、食パンの小麦などを、アメリカのノースダコタ州で生産されている農家の経営者。
昨年に続き2025年も4月に生協の組合員、製造メーカー様に会いに会いに、九州を訪ねて来てくださいました。その様子をご紹介します。

2025年4月28日、来日中のボブさんが「コープおきなわ」を訪問しました。
ボブさんのおきなわ訪問は6年ぶりです。その様子をレポートします。

CRM推進部 コープウェブ担当
私の好きなボブさん商品は「Cだいずたっぷりとうふ」と「石窯パン」です。
ボブさんが来日時の移動中「マイウェイ」を口ずさんでいたので、次に会うときに一緒に歌えるように練習しとく!と約束しました。
まずはおさらい!
Who is Bob?
ロバート・シナー氏 愛称、ボブさんです。アメリカのノースダコタ州で大豆や小麦を育ててコープに届けてくださっているSB&B社の代表。昨年に続けて1年ぶりに息子のスコットさんと来日です。スコットさんは一足先に帰国しましたが、ボブさんは10日間で九州各地を組合員さんや製造メーカーの皆さんとお会いするため精力的に行動されました。
もっとボブさんを知るには
コープウェブラボではブログを更新しています!産地だより↓↓
https://coop-weblabo.jp/ouendan/bob

おきなわにはボブさんとコープ九州のメンバーが一緒に訪問しました。
大歓迎!コープおきなわのみなさん!

組合員さん、コープおきなわ店舗のスタッフ、宅配事業のスタッフ、本部のスタッフ、製造メーカー様と約50名を超える人がひと所に集まり交流会を行いました。
当日は遠方のスタッフはオンラインで参加、ハイブリットの交流会です。
副理事長の玉城さんから「ボブさんの豆腐の変わらないおいしさを学びましょう。また、私たちの想いを伝えて、生協らしい交流会にしましょう」との挨拶があり、開会しました。

ノースダコタの場所やお取引との最初のつながりの話に始まり、生育や収穫後の作物の流れに至るまで説明いただきました。
ボブさん
「温かく迎えてくださって、ハグまでしてくれてありがとうございます。パートナーを代表して感謝を申し上げます。当時、日本とのお取引がないところから35年経て、ここまでやってきました。
生協のメンバーにノースダコタまで来ていただき、自分たちのことを見ていただき説明するのはとても大切な時間です。農家も見てもらっています。農家のみなも自分たちが作っているものが何になっているかわかるので思い入れが深まっています。相互での行き来はすばらしいことだと思っています。2024年はとても出来のよい大豆が育っています。お届けできる日を楽しみにしています。」

26年前に豊見城センターでボブさんにマジックを披露した大城秀明さんから英語で歓迎のメッセージを伝えました。

コープ九州の近藤担当から、6月に新発売となるタカキベーカリー「石窯プチパン」の説明を行いました。
川上さんから「ゆしどうふ」の話
コープおきなわはほかの九州の県とは異なる豆腐文化があります。それは「ゆしどうふ」や「島どうふ」です。
コープおきなわのオリジナル商品である「ゆしどうふ」をボブさんの大豆で製造されている川上食品の川上勝敏さんから、ボブさんの大豆を使った豆腐の特徴を説明いただきました。

ボブさん大豆への愛が溢れ出る川上さん
「ボブさんの豆腐や厚揚げにはボブさんのイラストが印刷されているわけですが、私は毎日700人のボブさんに会っていることになります。私は豆腐屋の3代目です。うちの会社やおじいが豆腐への思い入れが強すぎて「ゆしどうふ」と「島どうふ」を別々のラインにして製造するほどです。(通常ゆしどうふは豆腐をつくる過程で出たもので製造する商品)
ボブさんの大豆は色も湯気から出る香りも全く違います。目隠ししてもわかるくらいです。アメリカ産、カナダ産、わが社ではどちらの大豆も扱っていますが、ボブさんの大豆だけは入れ替えたいと思ったことが一度もありません。10数年、ボブさんの大豆で製造していますが、製品に対するお申し出はほとんどなく、記憶にあるのは「色が濃すぎるけど大丈夫ですか?」というものでした。むしろおいしい位なんです!わたしはただの豆腐屋ですが、すばらしく高レベルな大豆を届けてくださっていることに感謝します」

食品カタログ「あっぷる」の豆腐掲載ページ
Q気候変動による影響を教えてください
ボブさん
「気候の変化により、大豆の産地は北に変わってきています。生育期間が長くなってきているので、むしろ生産量は10年前から10倍に伸びました。より強い大豆を作ることができるようになりました。が、小麦、大麦の収穫量は減少しています」
Q日本をはじめ各国との取引、とのことでしたが、どちらの国とお取引があるのでしょうか
ボブさん
「韓国や台湾、インドネシアやマレーシア、タイフィリピンベトナムなど各国とお取引しています。インドでは大豆商品について若い起業家の方が出てきていますね」
店舗事業の本部長である島さんからも英語での感謝のスピーチがありました。

ボブさんからは感謝と共に、自分たちがIP(分別流通管理)※に力を入れていることを改めて説明されました。
※IP(IDENTITY PRESERVED)
分別生産流通管理(IPハンドリング)によって、遺伝子組み換え大豆と非遺伝子組み換え大豆が混入しないように管理された大豆のことです。
3つの組合員グループに「ボブさん」「川上さん」「コープ九州の近藤担当」がそれぞれ入って試食商品の味や思いについて語り合いました。

ゆし豆腐とプチパン

「ボブさんの石窯パン余熱で10分待つのが「え~」って感じだったけどそうするととってもおいしいです!」
「ゆしどうふ」は食べ方がとてもたくさんあるので飽きませんよ」
「ボブさんとたくさん話ができてうれしい!」
「直接思いを伝えられてうれしい!」と積極的に会話を楽しまれていました。

最後には副理事長の渡久地くにさんが感謝の言葉と組合員からのメッセージが寄せられた色紙を渡されました。

ボブさんに「Very cute!」と言われ、とっさに「センキュウ!!」と返すナイスボーイ!
最後に集合写真を撮影

おきなわのみなさんの「とうふ愛」「ボブさん愛」が伝わる素敵な時間でした。
沖縄②に続きます。
沖縄の食文化(ゆしどうふやチャンプルーなど)が改めて大豆とつながりが深いことに気づかされました!沖縄独自のカタログの豆腐も興味深く、いつか食べてみたいなと思いました。
コープおきなわさんが作ったウエルカム帯のイラストが素敵すぎます!似顔絵も似ているし。愛情たっぷりのお迎えの気持ちが写真からも伝わりました。
コココさん
コメントありがとうございます!
沖縄県に行かれる際は、ぜひゆしどうふ、島豆腐のお料理に
挑戦してみてください。
そして、イラスト!とても素晴らしいクオリティです。
スタッフの志喜屋さんが書き起こされたそうです。
すばらしいお迎えでした。
コココさん 上田さん
はい 似顔絵描いた志喜屋です。
コメント気付かずに 今頃すみません
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ありがとうございます。