2025.01.30

170. コープおきなわの品質管理

170. コープおきなわの品質管理

コープおきなわの食品の品質を、まるで沖縄の守り神・シーサーのようにしっかり守る存在。それが、コープおきなわ 品質管理室のみなさんです。

なかでも品質管理室の室長・宮平 勝さんはレジェンド的な存在。衛生管理のスペシャリストとして、沖縄にあるコープ全9店舗を、月1度は訪問できるスケジュールを組んで巡回していらっしゃいます。

マンガで紹介したことも含めて、こんな活動をしていますよ。

【手洗い学習会】
コープで毎年6月と12月に開催されている「手洗い選手権」。その前の月になると宮平さんは「手洗い学習会」を開催してくれます。ブラックライトで手洗い後の手を照らして、細かな洗い残しまでチェック!

【売り場パトロール】
売り場でも宮平さんのチェックは続きます。

賞味期限表示に誤りがないか、消費期限切れの商品が万が一にも売り場に並んでいないかを厳しい目で見てまわります。

ほかにも「有機農産物に、有機JASマークがついているか?」「輸入かんきつ類に、食品添加物表示をしているか?」、「コープおきなわで店内加工した、鶏の照り焼きのようなお惣菜には、味付けに使った『たれ』の原材料名まで表示しているか?」などをチェック。

ルールが細かくて大変そうですよね。しかし様々な表示は、アレルギーのある人によっては命に関わるほど重要なこと。正確に表示することはとても大事なのです。

【バックヤードの衛生管理の徹底】
肉や魚をカットしてパック詰めをしたり、お惣菜を作ったりするバックヤード(食品加工の作業場)も徹底チェック!

コープおきなわでは、各部門で30項目に沿って点検を行っています。「作業着、帽子、エプロン、靴は清潔に管理・着用しているか」などの定番のほか、「爪楊枝や輪ゴムが放置されていないか」「たわし、スポンジ、ふきんに劣化はなく清潔か」「タレ・調味料の期限管理表があり、期限管理が行われているか」など、こちらもかなり細かい印象です。

ただ、それもこれも全て「組合員さんのため」に、コープおきなわの食品の品質を守りたいから。

宮平さんは、店舗ではたらく職員さんにもそのことを丁寧に伝え、しっかりとコミュニケーションをとりながら、指摘すべきところはちゃんと指摘し、改善をお願いしています。

そんな宮平さんの変わらない姿勢が、コープおきなわの確かな品質管理を支えているのです。

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宮平さんの仕事ぶりが分かるCOOP WEB LAB記事です。

その1:コープおきなわ検査センター訪問報告 品質管理室室長宮平さんに学ぶ①

その2:コープおきなわ検査センター訪問報告 品質管理室室長宮平さんに学ぶ②

コープ山内 店舗インストア点検ってどうですか?
“当たり前が高レベル” 深い信頼の上で成り立っていました

 

コチラはコープおきなわのお惣菜を手作りしている現場をレポート。

「ハートコープおきなわ」 から揚げの下ごしらえ スペシャリストたちの現場に密着

※日に日にコープの内容は更新当時のものとなります。ご了承ください。
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