2024.12.20
168. 冬の牛乳はこっくり味

牛という生き物が出してくれる牛乳は、季節によって味が少しずつ変わります。
暑い夏には水をたくさん飲むから、牛乳もさっぱりめに変化。ゴクゴク飲みやすい夏の牛乳が好きという人もいます。
一方、冬が近くなるに連れて、牛は寒さを乗り越えようと脂肪分をたくわえます。その影響で牛乳もこっくり濃い味に変化するのです。
クリーミーさが増した冬の牛乳。温かいカフェオレやクリームシチューに入れるととてもおいしそうですね〜。
ちなみに牛乳パックに書いてある脂肪分のパーセンテージの数字は、夏も冬も変わりません。1年中、夏の脂肪分が一番少ないときに合わせた数字を記載しているためです。
つまり冬の牛乳の脂肪分は、記載の数字よりもっと高い。こっくり味の牛乳が好きな人には、ちょっとオトクに感じられますよね。
おいしい冬の牛乳ですが、冬休み期間は消費量がぐんと減って、酪農家さんたちが困るという現象も。おせちにあきたらカレーもいいけれど、クリームシチューもいいですよ〜!!
冬こそ牛乳!!ですね。
ほかにも生き物が届けてくれる食材といえば、忘れちゃいけない卵の存在。
卵も季節で状態が変化して、夏は白身が水っぽくなり、冬はぷりっと感のある白身に戻ります。
毎日のように食べている卵と牛乳。季節ごとの味の違いを観察してみませんか? 新たな発見があるかもしれません♫
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