2019.09.18
055. おいしさ、確保します!
ハサミでパチンっと切るんですね。なるほど! ただ、プーコのぶどう保存アイデアは、ブルームがついているほど新鮮なときに、ぴったりの方法なのですよ。ぶどうの個体差によって状態が異なりますので、基本は「なるべくお早めにお召し上がりください!!」ですね。
さて、話変わって、果物や野菜、お肉などの食品が、産地から食卓まで運ばれる流れ。それは「フードチェーン」と表現されています。
ぶどうの場合ならば、農家さんが収穫後、生食されるものと、加工食品になるものに分けられるでしょう。
生食されるものは、1カ所に集められて、選別された後にパック詰。それからトラックで運ばれて道の駅やスーパーマーケットへ到着後、スタッフさんが売り場に並べます。もしかすると貯蔵用の冷蔵庫で保管される生食用ぶどうもあるかもしれません。
このように、食品はたくさんの段階を経て、私たちの食卓に届いています。
「フードチェーン」には多くの人々、多くの施設、多くの輸送機関などが関わるのですから、その間に問題が起きることもあります。ニュースなどで耳にする産地偽装や食中毒もひとつに数えられます。
CO・OPでは2008年に、冷凍餃子重大中毒事故という、大きな問題も発生してしまいました。
その教訓を受けて現在は、「フードチェーン」を見える化するとともに、「フードセーフティ(食品安全)」「フードディフェンス(食品防御)」「フードセキュリティ(食品安全保障)」「コンプライアンス(法令遵守)」といった4つの視点で食の安全確保につとめています。
なーんだか難しくなっちゃったけれど、みなさんの食卓においしいものがのぼるまでにとても大切なこと。ぜひ下記のリンクに目を通してください。
食卓にのぼってからのおいしさ確保も、プーコのようにあれこれ工夫してみてくださいね〜! ぶどうのシーズン、真っ盛りですから!!
コープの「フードチェーン」はきちんと管理・記録されています。
安心・安全が、やっぱりいちばん大切。ですよね?
2008年の冷凍餃子重大中毒事故(いわゆる中国製冷凍ギョーザ事件)で安心安全の見直しの大きなきっかけでした。